「どっちが運転?」男女で揉めない夏ドライブの秘訣|男性は運転自体がストレス解消!?
イライラしがちな夏ドライブ、ストレスなく過ごすには?
夏休みに入り、旅行や里帰りなど車で出かける機会も多くなる季節となった。真夏のドライブ中には渋滞や暑さなど、運転手だけでなく同乗者もイライラしてしまうものだ。
メディプラス研究所・オフラボは、低ストレス者の「ドライブ習慣(運転者・同乗者)」を調べることで、ストレスなく快適に夏のドライブを楽しめる方法を探った。
低ストレスの秘訣は「渋滞でもイライラしない」「こまめな休憩」
調査では、日頃行っているドライブ習慣を男女それぞれ約1000人ずつから聞き取った。内訳は、厚生労働省のストレスチェック基準で算出した高ストレス者(77点以上)が500人、低ストレス者(39点以下)が500人となっている。
比較では、男女とも低ストレス者は「渋滞してもイライラしないように心がける」「休憩をこまめにとる」が多い傾向となった。
同じ低ストレス者でも男女で違うドライブ習慣
男性は運転自体が「ストレス解消」になる
次に、低ストレス者の男女のみでドライブ習慣トップ5を割り出し、各項目について男女間での比較を行った。
男性のドライブ習慣トップ5のうち、男女で差が最も大きかったのは「ドライブ時は運転することが多い」となり、女性の2.26倍であった。続いて「長時間の運転でもあまり休憩しない」が2.17倍となり、男性は運転自体を楽しんでいる傾向が浮かび上がった。
また「運転中はガムを噛む」1.55倍、「コーヒーを飲む」1.50倍が続き、集中力アップに効果的とされる噛む行動やカフェインでリフレッシュしていることが伺えた。
女性は歌って休んで、運転という「ストレス」を解消
一方、女性低ストレス者が行っているドライブ習慣トップ5のうち、最も男女差がたったのは「歌を歌う」で、男性の1.83倍であった。
続いて2位は「法定速度をなるべく守る」が1.34倍、3位の「休憩をこまめにとる」が1.31倍、4位「渋滞してもイライラしないように心がける」が1.42倍と、女性は”運転している”という緊張状態をリラックスさせるというドライブスタイルが浮かび上がった。
「ドライブ時は自分で運転」のストレスに男女で差
男性が運転、女性は助手席がやっぱり落ち着く!?
内閣府が発表した「交通事故状況及び交通安全施策の現況(平成27年度)」によると、運転免許保有者の構成率は男性55.2%、女性44.8と半々に近い割合だった。家族でのドライブ時にも「どちらが運転する?」という話になる夫婦も多いだろう。
「ドライブ時は運転することが多い」を男女別・ストレスレベル比較で見てみると、男性は低ストレス者がやや上回り、女性は高ストレス者が多い傾向という結果となった。
楽しい夏のドライブをストレスなく楽しむためには、男女の違いを夫婦やカップルで話し合うことも大切かもしれない。
調査概要
■調査名称:「ココロの体力測定2019」
■調査方法:インターネット調査
■調査期間:2019年5月7日~同年5月10日
■調査対象:男性1030人、女性1030人 ※男女とも高ストレス者:515人、低ストレス者:515人
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