ジャガーにも電動化の波! 次期型XJはEVだ

新型からすべての車種にEVを設定

ジャガー・ランドローバーは2019年7月5日に、フラッグシップサルーン「XJ」の次期モデルをEVにすると発表した。

同社は2017年秋に「ジャガー・ランドローバー」から'20年以降にデビューするすべての車種に、電動モデルをラインナップする計画を発表した。EV、PHV(プラグインハイブリッド車)、マイルドハイブリッド車といった電動モデルを取りそろえ、顧客のニーズと日々厳しくなる規制に対応する。そんな中、ジャガーはフラッグシップモデルをEVのみにすると大胆な発表をしたのだ。

XJは50年もの内燃機関車としての歴史に幕

多くの著名人や政治家などに愛されたXJは、現在発売されているモデルで初代から数えて8代目。これまで120カ国に輸出されてきたその歴史に一旦幕を閉じることとなる。

EVとなる次期型は、歴代モデルの優美なデザインや圧倒的なパフォーマンス、さらには人々を魅了するラグジュアリーさなどの特徴は受け継いでいくという。ピュアEVとしてすでにデビューしている「I-PACE」は、バッテリーを前後アクスルに搭載して4輪を駆動する。最大出力は400psで、0~100km/h加速は4.8秒と圧倒的なパフォーマンスを発揮する。次期XJは、このI-PACEの開発陣が担当するため、十分に期待できるだろう。

EVのための工場を建設

また、ジャガー・ランドローバーは、英国ミッドランドに、電動車向けのバッテリーなど電動パワートレインの組み立て工場を建設する計画だ。この電動パワートレイン工場は、2020年に稼働する予定で、年間15万ユニットのバッテリーを生産する。ここで製造されるバッテリーなどの電動パワートレインは、次世代のジャガーとランドローバー車に搭載される。

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筆者MOTA編集部

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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