水陸両用バス「TOKYO NO KABA」がお台場から11月27日より運行開始!
富士急行は、東京 2020オリンピック・パラリンピックに向け盛り上がりをみせるお台場エリアにおいて、富士急グループにおいて東京都内初となる、水陸両用バス「TOKYO NO KABA」の運行を2017年11月27日から開始する。
お台場ドライブと東京湾クルージングが同時に楽しめる
TOKYO NO KABAは、東京湾に臨む日本最大級エンターテインメントショッピングモールのアクアシティお台場を出発し、お台場エリアのビル群を走り抜ける陸上走行したあと、お台場海浜公園スロープから大きな水しぶきとともにレインボーブリッジに向かい海へダイブするアトラクションバスである。
海に飛び込むスプラッシュの瞬間は大迫力で、水陸両用であるため、一台で陸と海上の両方から、自然と都会の調和の美しさを満喫できる。
高品質3Dサウンドによる臨場感あふれるアトラクションバス
車両のデザインは、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が手掛け、水と陸の両方で生活する動物の王者であり、古代エジプトの守り神でもあるカバをイメージ。また車内では、従来とはひと味違う東京観光を提供するべく、キスソニックスとタイアップし、水陸両用バスとしては世界初である高品質3Dサウンド演出を取り入れている。
高品質3Dサウンドの演出では、テレビ局の前を通る際に撮影現場の活気あるやり取りや聴き憶えのあるニュ ース番組のオープニング音楽が車内に流れたりと、3Dサウンドの生きた音を効果的に活用することで、車窓から見えている景色の中に自分も入り込んでいるかのような臨場感あふれる体験を、バスガイドの観光案内とともに楽しめるという。
さらに、バスガイドが爽やかなマリンボーダーの制服で利用者を出迎えることにより「バスなのに船に乗り込む」という水陸両用バスならではの演出も魅力のひとつとなっている。
訪日外国人利用者専用の充実の多言語音声ガイダンス
訪日外国人の利用者は、英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語の5ヶ国語の観光案内を収録した多言語音声ガイダンスを無料で利用できる。
また、車内上部3箇所に設置されたモニターでは海上クルーズ中、車両先頭に取り付けたカメラのライブ映像を放映し、ド迫力の入水シーンやのどかな景色を、どの席からでも見ることができ、音・風・水しぶきといった自然の要素を感じられる工夫と、車両の独特な形状とデザインから沿道の人々の注目が集まる、新感覚の水陸両用バスを楽しめる。
【水陸両用バス「TOKYO NO KABA」 概要】
1.運行概要
■運行開始:2017年11月27日
■発着場所:アクアシティお台場(1階北側バス乗り場)
■入水場所:お台場海浜公園内にスロープを設置
■ルート:出発地~陸上(台場エリア)~海上(台場)~終着地
■運行回数:7便/日(夏期、混雑状況により増便あり)
■乗車時間:約45分(陸上約25分、海上約20分)
■料金大人:3500円小人1700円乳幼児500円
■運行会社:フジエクスプレス(本社:東京都港区、取締役社長:野出 直輝)
2.車両諸元
全長:11.9m
全幅:2.49m
重さ:13.86トン
航海速力:6.0 ノット
定員:38 名
車両デザイン:工業デザイナーの水戸岡鋭治氏
3.アクセス
発着場所「アクアシティお台場」まで
電車:ゆりかもめ台場駅より徒歩1分/りんかい線東京テレポート駅より徒歩6分
車:レインボーブリッジから首都高速11号台場線「台場出口」から約3分、横浜・羽田方面から高速湾岸線「臨海副都心出口」から約1分、千葉・葛西方面から高速湾岸線「有明出口」から約5分
4.予約・お問い合わせ
■株式会社フジエクスプレス 03-3455-2211(受付時間 9:00~18:00)
※予約は乗車日の1ヶ月前から受付
※当日空席があれば、予約なしでも乗車可能
【水戸岡鋭治氏プロフィール】
日本を代表するデザイナー。豪華寝台列車「ななつ星in九州」、九州新幹線「つばめ」、富士急グループでは「富士登山電車」、「富士山ビュー特急」、山中湖の水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」を始め、建築・鉄道車両・グラフィック・プロダクトなどさまざまな分野のデザインを手がけ、数多くの賞を受賞。株式会社ドーンデザイン研究所代表。
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