VWのワーゲンバスがEVで復活!自動運転機能も備えて2022年に市販化へ

独フォルクスワーゲンは、カリフォルニアのペブルビーチで開催されたコンクールデレガンスの会場で、新型EVマイクロバス「I.D. BUZZ」を生産すると発表した。

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フォルクスワーゲンが量産を開始するEVマイクロバスは、2017年初頭のデトロイトモーターショーで公開されたI.D. BUZZのコンセプトモデルをベースにしている。

コロンとした可愛らしいフォルムはユーモラスで親しみやすく、かつて一世を風靡したワーゲンバス(フォルクスワーゲン タイプ2)を彷彿とさせる。

その一方で、レベル3の自動運転の機能を備えるEVであり、小型カメラがドアミラーのかわりになる、いわゆる「ミラーレス」であったりと、最新のテクノロジーが搭載されている。

ボディサイズは、全長 4942mm×全幅 1976mm×全高 1963mm、電池を床下に格納することで、ロングホイールベース&ショートオーバーハングを実現した。

室内はまるでリビングのように広々とした空間が広がっている。

インパネ周辺にスイッチ類は見当たらず、非常にスッキリした印象。ステアリングホイール内にシフトノブなどが集約されているようだ。

また、大型のタブレットが設置され、ここに地図や車両情報などが表示される。

面白いのはアクセルとブレーキ。よく見るとアクセルは動画の再生ボタンでブレーキは停止ボタンの表示が刻まれており、遊び心も取り入れられているのがわかる。

VWは、2025年までに年間100万台の電気自動車を販売することを目標としており、2020年にはI.D.ファミリーとして新世代の4ドア電気自動車を、そして2022年には今回発表されたI.D. BUZZを発売する予定だ。

なお、I.D. BUZZは、主に北米・欧州・中国市場に投入されるとのこと。

新型I.D. BUZZの登場は、70年にわたるフォルクスワーゲンのマイクロバスの歴史に新たな風を吹き込むことになりそうだ。

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