ポルシェ、新型カイエンの予約受付を開始
ポルシェは、3月2日にジュネーブモーターショーのプレスデイにてワールドプレミアとなる新型カイエンの3モデル、「カイエンターボ」、「カイエンS」、「カイエン」の予約受け付けを3月5日(金)より日本全国のポルシェ正規販売店において開始する。
新世代の全てのカイエンは、それぞれが属するセグメントで効率と性能において新たなトレンドを打ち立てる。新型カイエンでは、先代モデルと比較して燃費を最大23%向上。これは他のポルシェ モデル同様、より少ない燃料でより大きなパワー、より高い効率とより低いCO2排出量を掲げる「ポルシェ インテリジェントパフォーマンス」のフィロソフィに基づくもの。
またワイドレシオ化された新しい8速ティプトロニックS、オートスタート/ストップ機能、エンジンおよびトランスミッション冷却系の熱管理、エネルギー回生システム、可変エンジンカットオフ、およびインテリジェント軽量構造も、高効率およびハイパフォーマンス化に大きく貢献している。
厳選された素材、および超軽量アクティブ4WDシステムなどの全体的な見直しによって、「カイエンS」では180 kgの軽量化を達成。この軽量化により燃費およびCO2排出量の削減のみならず、パフォーマンス、俊敏性およびハンドリング性能もさらに向上している。
このような機能や新たなテクノロジーにより、新型カイエンはオンロードでもオフロードでもさらなるドライビングプレジャーをもたらす。また、同時に実用性、快適性およびエレガントさにも磨きがかけられている。新型カイエンの全く新しいスポーティでエレガントなデザインは、よりポルシェらしさを強調。カイエンのスポーティな性格は、そのポルシェ独自のデザインが与えられた外観でどの角度から見てもより鮮明だ。
ホイールベースが40 mm延長された結果、室内は広くなり多様な使い易さもさらに向上している。先代モデルと比較して、新型カイエンの全長は48 mm長くなっています。車体が大型化したにもかかわらず、新型カイエンはコンパクトかつダイナミックな印象を与える。一新されたインテリアで最も目を引くのが、ダッシュボードに向けてせり上がるセンターコンソールとそこから伸びるギアセレクター/シフトレバーで、それらは最先端のコックピットの雰囲気を醸し出している。リアシートは前後に160 mm調節可能で、バックレストの角度も3段階に調節できる。
500 PS(368 kW)を発生する4.8リッターV8ツインターボエンジンを搭載した「カイエン ターボ」の燃費は11.5リッター/100 km(NEDC:新欧州ドライビングサイクル)で、これは先代モデル(14.9リッター/100 km)の数値から23%の改善となる。
強大なトルクを誇る「カイエンS」の4.8リッターV8エンジンの場合、燃費は23%削減された10.5リッター/100 kmを達成している。一方、エンジン出力は先代モデルの385 PSから400 PSへと大幅に高められている。他の新世代カイエンでも先代モデルと比較してパワーが向上しています。 3.6リッターV6エンジンを搭載する「カイエン」は最高出力が300 PSに高められた。それにもかかわらず、NEDCによる燃費はオプションの8速ティプトロニックSトランスミッション仕様車の場合、先代モデル比で20%以上低減された9.9リッター/100 kmとなっている。
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