富士重工業、韓国でスバル車の販売を開始
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富士重工業は、販売特約店であるスバルコリアを通じて、今年4月より韓国の自動車市場に新規参入することを発表した。
スバルコリアは、韓国市場参入のパートナー企業であるKOSグループによって設立された販売会社で、今後、スバル車の流通、販売、サービス事業を韓国で展開していく予定だ。
韓国の自動車市場は、輸入車の販売シェアが安定的に伸びており、中でもスバルが強みを持つ中型乗用車や小型SUVといったカテゴリーが人気を集めている。加えて、山間部が多い地形や年間を通じて気温の寒暖差が激しい気候など韓国特有の環境において、AWD技術を核としたスバルならではの高い走行性能・安全性能を訴求してくことで、スバルブランドの確立、浸透を図っていく。
販売車種は、レガシィ、アウトバック、フォレスターの3車種で、初年度は600台、5年後には3,000台の販売を目標とし、販売店もソウルやプサンを皮切りに主要都市に整備していく予定だ。