アウディジャパン、2010年の事業戦略を発表
アウディジャパンは7日、アウディフォーラム東京(東京都)にて「2010年事業戦略説明会」を行なった。
同社のドミニク ベッシュ社長は昨年を振り返り、登録台数は3年連続の増加となる前年比1%増の16,171台(2008年は16,047台)となり、日本における通年のアウディ登録台数で、歴代2位の高記録であったことを発表した。
厳しい経済環境の中で3年連続の台数伸長の理由として、「輸入車ブランドでは最多となる2010年度の燃費基準達成車両をラインナップし、環境ニーズを先取りできたこと」「ディーラー網の拡充を行い、販売力が図られたこと」「社員のトレーニングを軸とした顧客満足度向上施策が成功したこと」「日本でのブランド認知度が向上したこと」などを挙げた。
また、ベッシュ社長は、今年の事業戦略は基本的には昨年と同じく、
・ブランドイメージをさらに際立たせる
・メトロポリタンストラテジーに焦点を当てたディーラーネットワークの開発
・オーナーシップエクスペリエンスと顧客満足度の向上
の3つを基本戦略としていることも表明した。
なお、アウディが今年、日本に投入を予定している主なモデルは「A5スポーツバック」「R8スパイダー」「S5カブリオレ」「TT RS」「Q7 3.00TDI(クリーンディーゼルSUV)」の他、未定の2車種を含めた計7車種の予定。
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