スバル、全モデルが2010年安全性最高評価「トップセイフティピック」を獲得
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富士重工業の米国販売会社「スバル オブ アメリカ インク」は、北米地区で現在販売しているスバルの全モデルが、IIHS(米国保険業界の非営利団体)が行う最新の2010年安全性評価において、最高評価の「トップセイフティピック」を獲得したと発表した。
スバルは2009年安全性評価に続き、モデルラインナップ全車(レガシィ、アウトバック、フォレスター、トライベッカ、インプレッサ)が「トップセイフティピック」を獲得した唯一のメーカーとなる。
IIHSは4段階評価で自動車の安全情報をユーザーへ提供している。今回の2010年評価から、新たにロールオーバー(車両転覆)時の安全評価として、ルーフ強度が「トップセイフティピック」の条件として追加され、従来の時速40マイル(約64キロメートル)の前面オフセット衝突、時速31マイル(約50キロメートル)の側面衝突と鞭打ち試験と合わせた全ての試験で、最高の「Good」評価を獲得し、かつ横滑り防止装置(VDC)が装備されていることが必要となった。
今回、厳しいルーフ強度試験が新設されたことで、「トップセイフティピック」を獲得したモデルは、2009年評価時の94モデルに対して、27モデルにとどまった。
スバルは、従来から定評のある高い安全性能のさらなる向上に努め、これからも安心を信頼を提供できる車づくりに取り組んでいくという。