プジョー、第63回フランクフルトモーターショー概要を発表
プジョーは、フランクフルトモーターショーの出展内容を発表した。今後はHYbrid4を中心にコンセプトカーを展示する。
■これまでの実績
・粒子状物質排出除去フィルターを考案し、同分野での主導的な立場に: 210万台以上のHDi-PEFモデルを販売。
・低排出ガス仕様の生産モデルの数々:1km当たりのCO2排出量は、207/99g、107/106g、308ハッチバック/120g、407/129g、3008/130g。
・24車種で1km当たりのCO2排出量130g未満を実現。
■将来は、HYbrid4の時代に
・HDiエンジンと電気自動車に関して定評のある専門知識を最大限に活用した、革新的な「ハイブリッドディーゼル」テクノロジー。
・HDiエンジンと電気モーターの交互または同時作動で、市街地や郊外などの走行状況にかかわらず、最適な効率を確保できるパラレルハイブリッド機構。
・同等クラスのエンジン性能と比較し、燃費およびCO2排出量の面で飛躍的な改善(35%減)。
・環境負荷が低く、静粛性の高い「排出ガスゼロ(ゼロエミッション)」モード。
・最大で200bhp(147kW)の出力を誇る高性能。
・新機構:技術的、コスト的なソリューションをもたらす4WDと横置き構造。
これらの特徴を具体化するクルマが、今回ワールドプレミアとなる2台のコンセプトカー、生産モデル(2011年春発売予定)の試作車両3008 HYbrid4と、実験車両のRCZ HYbrid4となる。
■ハイライト
5008:新型のミニバン
・コンパクトなミニバンの基本形:トップレベルの積載性と機能性を備えながらも、妥協のない走りの楽しさ(ドライビングプレジャー)を実現。
・3008、5008:積極的な市場戦略:MIセグメントで、従来の市場カバレッジ(配荷率)を75%から90%へ向上を目指す。
RCZ:感動の渦へ
・ダイナミックで爽快なスタイルが呼び起こす感動。
・すべてが独自の世界を想起させる、感動の室内。
・新開発147kW(200bhp)仕様の1.6THPなど、3種類の高性能エンジンが示す優れた開発技術。
・運転の楽しさをかつてないレベルに高めるダイナミックな感動。
■自動車の世界に「新たな風」を
自転車から4輪駆動車まで様々な形のモビリティという豊かな財産から強みを引き出すプジョーは、グローバルなサステナブルモビリティにおいて重要な役割を果たしている。既存の制度やありふれた自動車という領域を払拭し、現在と未来のモビリティを根本から考え直すプジョー。フランクフルトでは、創造性と責任を両立させることが、決して不可能ではないことを示していく。
今回のフランクフルトモーターショーで、プジョーは今後のモビリティというビジョンにより、運転の楽しさと環境効率を融合させる希望と実力を再度明確に示す。 エレガンス、創造性、技術的性能、コンセプトの革新性:これらの特徴を最も良く示す32車種の生産モデル、コンセプトカー、参考モデルなどが2,900平方メートルにおよぶ展示ブースに顔を揃える。
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