ランドローバー、新世代「ディスカバリー4」予約注文を開始
ランドローバーは、ディスカバリーのすべてを一新したディスカバリー4の予約注文を2009年6月29日より全国のランドローバー正規ディーラーを通じて開始する。なお、正式な発売開始は11月が予定されている。
ディスカバリー4の新しいパワーユニットには、新開発の5.0リッター375ps(276kw)V8エンジンを搭載。業界初となるセンターマウントされたスプレーガイデッド・ガソリン噴射システムや、トルク駆動独立デュアル可変カムシャフトタイミングを採用したことにより、歴代最高のパワートルクを獲得し、従来の4.4リッターエンジンと比較して出力が25%、トルクが16%向上している。一方、EU複合サイクルによる燃費は7%向上し、CO2の排出量は8%低減した。(データは英国本国仕様の場合)
エクステリアは、歴代モデルの幾何学的かつ建築的なデザインを踏襲しながら、プレミアム感を一層高めた。フロントグリルとフロントフェンダーベントには、チタンフィニッシュの高級感あふれる特徴的なメッシュデザインを採用し、一段と滑らかでシンプルになったフロントエンドには、スポーティな印象を与えるLEDテクノロジーによる新しいデザインのライトを装着。フロントバンパーには5.0リッターV8エンジンに対応するための冷却用の大きな開口部が設けられており、これは車両の空力性能にも貢献している。
インテリアについても、ディスカバリーならではの機能性とコマンドドライビングはそのままに、居心地のいいプレミアムな空間へと進化。数多くのコントロール類を減らすことでインテリアデザインはスムーズで流れる印象になったうえ、ドライバー側に向けられたセンターコンソールにより視認性と操作性も向上。また、室内のフェイシアやドアの内張りにはやわらかい感触の新素材を使用し、視覚的にだけでなく、感覚的にもインテリアの質感が高まっている。さらに、シート形状およびフロントシートのサポート性とすわり心地にも改良を加え、ステアリングヒーターを装備した新しいステアリングとともに、長時間のドライビングがより一層快適になった。
このほかにも、オフロード・ドライビングのノウハウを知り尽くしたランドローバーが独自に開発したテレイン・レスポンスTMシステムや、ヒル・ディセント・コントロールについても更なる向上を図ったことで、走破性、コントロール性を高め、クラストップの幅広い能力を持ち合わせている7シーターモデルの実力は、さらなる進化を遂げている。
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