インターナショナル エンジン オブ ザ イヤーの1.8L-2.0L部門において、アウディ2.0L TFSIエンジンが5年連続で1位
世界30カ国以上の64名の一流自動車ジャーナリストが審査員を務める「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」の1.8~2.0リッター部門において、アウディの2.0リッターTFSIエンジンが5年連続で1位に選ばれた。牽引力、経済性と素晴らしいハンドリングを組み合わせたアウディ製エンジンの特徴が評価されたものである。
アウディA4、A5、Q5に搭載されている2.0リッターTFSIエンジンの最新バージョンには、バルブのリフト量を2段階に調節するアウディバルブリフトシステムが装備されている。バルブリフトシステムは、ターボエンジンの排気バルブ側で作動。60度調整可能な可変インテークカムシャフトと共に、このシステムは充填サイクルを向上させて牽引力を引き上げる。アウディバルブリフトシステムは、運転する楽しさを高めるためのテクノロジーで、ドライバーは、エンジンの極低回転から全回転域に渡って、自然でダイナミックなトルクの盛り上がりを体感することができる。このようなエンジン特性は、ドライバーに早めのシフトアップを促し、より低い回転域を常用することで、より経済的な運転スタイルを推進することにつながる。
2.0TFSIエンジンは、125kW(170ps)から195kW(265ps)の出力範囲で、A3、S3、A4、A5、A6、およびアウディQ5とTTに搭載されている。アウディTTSクーペに搭載される最もパワフルなバージョンは、最高出力200kW(272ps)を発生し、オプションのSトロニック デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせで、0-100km/hを、わずか5.2秒で加速する。
アウディは、量産エンジンにおいて、直噴ガソリンエンジンとターボチャージャーを組み合わせた世界初のメーカーである。2.0 TFSIの成功の歴史は、アウディA3スポーツバックが発売された2004年に始まり、その後の5年間で、このエンジンは「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」を5年連続で受賞した。
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