デザイン一新で生まれ変わった「三菱 ミラージュ」2016年1月発売
1リッターシリーズは廃止に
三菱はコンパクトカー「ミラージュ」をマイナーチェンジし2016年1月14日より発売開始する。価格は1,380,240円~1,485,000円(消費税込)。
「ミラージュ」は、『低燃費』『低価格』『扱いやすさ』をコンセプトとしたコンパクトカーで、2012年より販売。軽量&高剛性ボディに3気筒MIVECエンジンとINVECS-III CVTを搭載し、アイドリングストップ機構『オートストップ&ゴー』などの低燃費化技術により、優れた燃費性能と、きびきびとした軽快な走りを実現している。
そして今回、デザインを一新し大幅改良を実施。スポーティ感と質感を高めた内外装のほか、ユーザーから要望の多い予防安全技術『e-Assist』を全類別に採用するとともに、オートストップ&ゴーへのコーストストップ機能の追加や、エンジンフリクション低減などにより『低燃費』に磨きをかけながら、求めやすい価格設定とした。
▼主な変更点
グレード展開
・動力性能と燃費性能に優れる、1.2L MIVECエンジン搭載車のみとした。
・上級装備の「G」と充実装備の「M」の2グレード展開とし、いずれも予防安全技術「e-Assist」を標準装備した。
デザイン
<エクステリア>
・ボリューム感のあるボンネットフード、クロームメッキで加飾した上質感のあるアッパーグリルとロワーグリル、下部にエアダム形状を配したスポーティなフロントバンバーを採用し、従来よりもスポーティで上質なフロントフェイスとなった。さらにライトチューブ式LEDポジションランプを組み込んだ省電力ディスチャージヘッドライトを「G」に採用している。
・ロー&ワイドな印象を与える大型リアバンパー、存在感のあるLEDリアコンビランプ、優れた空力性能と後方視認性を両立する新形状のルーフスポイラーを採用。
・ホイールでは、ブラック塗装&切削光輝仕上げの、上質な15インチアルミホイールを採用。スポーティな8本ツインスポークのラウンドリムタイプとしている。
・ボディカラー展開を見直し、ワインレッドパール、サンライズオレンジメタリックを新たに設定した。
<インテリア>
・ステアリングホイール及びスポークの一部をピアノブラック&メッキ加飾として上質感を向上させたリモコンスイッチ付きの本革巻ステアリングホイールを「G」に採用。また、メッキリングをあしらった、高輝度常時透過照明点灯タイプのメーターを装備している。
・「G」はブラック内装とし、シートのサイドにステッチを採用。「M」はブラック&アイボリー内装とし、それぞれ質感を高めた新デザインのシートとなっている。
・ラゲッジフロアに分割収納が可能なカーゴフロアボックスを採用して収納性を高めたほか、後席シートバックを前倒しした際にラゲッジフロアをフラットに出来るなど、積載性を向上させた。
予防安全技術「e-Assist」
・低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM-City」と誤発進抑制機能(前進時)を標準装備とした。
・低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM-City」は、約5km/h~約30km/hの低速走行時に、レーザーレーダーが前方車両を検知し、衝突の危険があるときは、ブザー音とメーター内の警告灯で注意喚起するとともに、自動ブレーキで衝突の回避または衝突被害の軽減を図る。
・「誤発進抑制機能(前進時)」は、停車~約10km/h以下の走行時に、レーザーレーダーが前方(約4m以内)に車両や障害物を検知している状態で、踏み間違いなどの操作ミスによって、アクセルペダルを素早く、強く踏み込んだときは、ブザー音とメーター内の警告灯で注意喚起するとともに、エンジン出力を抑制。発進をゆるやかにし、衝突被害の軽減を図る。
燃費性能・走行性能・乗り心地
・アイドリングストップ機構「オートストップ&ゴー(AS&G)」に、減速時(約13km/h以下)からエンジンを停止させるコーストストップ機能を採用し、低フリクションタイプのタイミングチェーンや冷気を導入するダクトを追加するなど、細部にわたる改良により、燃費を+0.4km/Lの25.4km/L(JC08モード燃料消費率)に向上させた。
・サスペンションは、リアスプリングのバネ定数と、フロント及びリアショックアブソーバーの減衰力を最適化し、ボディ側の取付部の剛性を高めたことで、操縦安定性と走りの質感を向上させている。
・電動パワーステアリングの制御を改良し、より自然な操舵感を実現。ステアリングを戻す方向のフィーリングを改善した。
・CVTのクラッチ制御を改良し、駆動トルクを遮断することでアイドリングストップ後のエンジン始動時のショックを抑制。また、ダウンシフト制御も見直して、中間加速時のレスポンスを向上させた。
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