ヤマハ、F1エンジン搭載の幻のスーパーカー「OX99-11」をヤマハコミュニケーションプラザに展示

OX99-11
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ヤマハ発動機の企業ミュージアム コミュニケーションプラザでは、1992年に発表したF1エンジン搭載のスーパーカー「OX99-11」を12月まで展示している。

「OX99-11」は当時、ヤマハ発動機が参戦していたF1マシン用のV型12気筒3,500ccエンジンを搭載し、車体中央にドライバーズシートを配置したミッドシップのスーパーカー。

カーボンモノコックフレーム、ハンドメイドのアルミ製ボディで軽量化を徹底し、究極まで空力を追求した流麗なスタイルは、日本を代表するカーデザイナー由良拓也氏によるもの。

OX99-11

一般道路を走行できるGPスーパーカーとして開発された「OX99-11」だったが、発表後間もなく世界的な景気後退によりスーパースポーツカー市場は急速に落ち込み、日の目を見ることはなかった。しかしながら、ヤマハの名で市販を公表した唯一の四輪車として歴史にその名を刻んでいる。

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