マツダ、タイの新パワートレイン工場でエンジンの量産開始記念式典を実施
マツダは、タイのパワートレイン生産拠点「Mazda Powertrain Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.」(以下、MPMT)において、26日、エンジンの量産開始を祝う式典を実施した。
新量産開始記念式典には、MPMTの川上英範社長 兼 CEOはじめとする従業員や、マツダ 菖蒲田清孝 常務執行役員、藤川和久 常務執行役員など、約400名が出席。
MPMTのエンジン工場は、低燃費・低公害の小型車に優遇税制が適用されるタイのエコカー優遇制度(第2期)*に対応して建設したもので、日本の本社工場(広島市南区)、中国の「長安フォードマツダエンジン有限公司」、メキシコの「マツダデメヒコビークルオペレーション」に続いて、4拠点目となる「SKYACTIVエンジン」の生産拠点。年間生産能力は約3万基で、現在生産している「SKYACTIV-D1.5」は、同国にある車両生産拠点「オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.」に出荷され、タイ市場向けの「Mazda2(日本名:デミオ)」に搭載される。
マツダ 菖蒲田常務執行役員は、「タイは、マツダにとって海外初となる車両、エンジン、トランスミッションの一貫生産を行う最重要拠点です。日本と同レベルの高品質なものづくりを実現し、マツダらしい走る歓びにあふれた商品をタイムリーにお客さまにお届けすることで、マツダブランドのさらなる向上に努めるとともに、より一層タイの自動車産業の発展に貢献してまいります」とコメントしている。
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