ポルシェ、「911 タルガ 4 GTS」と「カイエン ターボS」をデトロイトショーでワールドプレミア
ポルシェAGは、米国・デトロイトで開催されている『北米国際オートショー2015』で、タルガの50周年を記念したパワフルでダイナミックな「911タルガ4 GTS」と、スポーツSUVのトップモデルである「カイエン ターボS」をワールドプレミアした。
「911タルガ4 GTS」が2015年3月中旬に、「カイエン ターボS」は2015年の第二四半期に、どちらもドイツから販売開始される予定。
GTSの理念とクラシカルなタルガのコンセプトが「911タルガ4 GTS」において初めて融合され、最高出力430PS(316kW)のパワフルなエンジンと標準装備されるスポーツクロノパッケージが、さらにダイナミックな性能を発揮する。その他のGTS専用装備として、マットブラックのセンターロック式20インチホイール、スポーツデザインフロントエンド、ブラックのエアインテークグリル、そして同様にブラックに塗装されたドア、リアエンド、ロールオーバープロテクションバーの“GTS”ロゴが含まれる。インテリアでは、ステアリングホイールとシートのブラックアルカンターラとブラックのブラッシュアルミニウムによるトリムアクセントが、スポーティなスタイリングを強調している。
新型「911タルガ4 GTS」~さらにパワフル、ダイナミック、そして大胆~
ポルシェは、人気の高い「911タルガ」の50周年を記念して、さらにパワフルでダイナミックなGTSモデルを初めて追加する。「911タルガ4 GTS」のタルガコンセプトは、4WDとロールオーバープロテクションバーによって非常に安全なドライビングプレジャーをもたらすとともに、タルガの自動格納ルーフが開放感を与える。
最高出力430PS(316kW)のGTSエンジン、標準装備されるスポーツクロノパッケージ、PASMシャシー、20インチホイール、そしてスポーツエグゾーストシステムがダイナミックパフォーマンスをさらに高めた。最高出力430PSを発生するエンジンがもたらすパワーウェイトレシオは、大幅に拡張された装備にもかかわらず、Sモデルの3.9kg/PSから3.6kg/PSに改善され、これにより911タルガ4 GTSのPDK仕様車の最高速度は300km/hに達し、0–100km/h加速タイムは4.3秒をマークする。エンジンの最高出力は911タルガ4Sを30PS(22kW)上回りながら、複合燃費は同じレベルの9.2-10.0リッター/100km(トランスミッションにより異なる)となっている。
新型タルガ4 GTSは、ひと目見ただけで4WDを採用したGTSであることがわかるデザインとなり、911カレラの2輪駆動モデルに比べて、左右のリアホイールアーチがそれぞれ22mmワイドに、またリアタイヤがそれぞれ10mmワイドになっている。フロントビューは、中央に補助ラジエーター用開口部を備えたフロントエンドと、スモークが施されたポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)付バイキセノンヘッドライトによって、スポーティなデザインが強調された。
サイドビューでは、GTSを特徴づけるシルキーグロスブラックのセンターロック式20インチ 911ターボS ホイール、スポーツデザインドアミラー、およびドアの“GTS”ロゴが目を引く。シルバーカラーのロールオーバープロテクションバーの“targa”ロゴもシルキーグロスブラックに塗装される。リアの特徴としては、ブラックアクセントで加飾されるエアイレットスクリーンのグロッシートリムとモデルロゴである。
インテリアにも911タルガ4 GTSのDNAを反映。メータパネルの中央にはスポーツクロノパッケージのストップウォッチが取り付けられた。ヘッドレストにブラックのGTSロゴが付いたフロントの4-way調節式スポーツシートプラスは、高められたサイドサポートによって長距離走行でも高い快適性をもたらす。主要なインテリア素材は、レザーのわずか半分の重量のブラックアルカンターラとなっている。
新型「カイエン ターボS」 ~SUVのトップアスリート~
ポルシェは、『北米国際オートショー2015』において、スポーティSUVシリーズのトップモデルとなる新型「カイエン ターボS」を世界初公開した。見直された4.8リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、最高出力570PS(419kW)と最大トルク800N・mを発生させる。広範なコントロールシステムを組み込んで最高レベルのダイナミックなハンドリングのためにチューニングされたシャシーが、カイエン ターボSを真のトップアスリートにしている。カイエン ターボSは、ニュルブルクリンクの北コースを7分59秒74で走り切り、このセグメントにおいてもポルシェが真のスポーツカーであることを実証している。
ツインターボエンジンのダイレクトなレスポンスは、主にエグゾーストマニホールドに直接統合されたターボチャージャーによるメリットであり、燃焼を改善する。この高性能エンジンは、先代モデルより最高出力が20PS、最大トルクが50N・m増大されている。カイエン ターボSの0–100km/h加速タイムは、先代を0.4秒上回る4.1秒で、最高速度は284km/hに達する。
さらにカイエン ターボSのシャシー回りにおいて、標準装備のポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)は、420mmのフロントブレーキディスクと初の10ピストンキャリパーを備え、リアブレーキは、370mmディスクと4ピストンキャリパーを備えている。アクティブ制御によるロール抑制システムのポルシェダイナミックシャシーコントロールシステム(PDCC)は、高速コーナリング時のボディロールを大幅に低減させ、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)は左右のリアホイールに個別に軽くブレーキをかけることによってダイナミックな操縦性と安定性を高め、コーナーにおけるステアリングのレスポンスと精度を最適化する。
アクティブ制御による4WDシステムのポルシェトラクションマネージメントシステム(PTM)は、後輪を常時駆動しながら前輪へのトルク配分を変化させる。すべてのシステム間の相互作用によって、卓越したドライビングダイナミクスとトラクション、そしてあらゆる速度域における高度な俊敏性をもたらしている。
カイエン ターボSの標準装備には、エッジをブラックに塗装した特徴的な911ターボデザインの21インチホイール、ポルシェダイナミックライトシステムプラス(PDLS Plus)を組み込んだLEDヘッドライト、すべてのヘッドレストに“PORSCHE”ロゴをエンボス加工したフルレザーインテリア、およびインテリアのカ-ボンアクセントが含まれている。
またブラック/クリームのカラーコンビネーションによるインテリアがカイエン ターボSでデビューとなる。エクステリアではハイグロスブラックに塗装されたフロントのエアインテークサラウンド、同じハイグロスブラックのドアミラー下部、そしてボディカラー同色塗装のルーフスポイラーとホイールアーチモールディングが目を引く。さらにオプションのスポーツエグゾーストシステムは、スイッチャブルサウンドシンポーザーとの組み合わせによってV8サウンドを最適に車内に伝える。
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