マツダ、「フレアワゴン車いす移動車」の安全性能を強化
マツダは、軽自動車『フレアワゴン』をベースにした、スロープ式車いす移動車を一部商品改良し、11月13日より発売開始した。
今回の一部商品改良では、ゆったりとした車いすスペースと、車いすでのスムーズな乗降性はそのままにベース車の装備を見直し、安全性能を強化した仕様となった。
また、価格も求めやすい設定とし、リアシート無が1,465,000円(消費税抜)、リアシート付が1,500,000円(消費税抜)とした。
ベース車に「レーダーブレーキサポート」など安全装備を標準装備化
今回新たに標準装備となる安全装備
・レーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)
・誤発進抑制機能
・エマージェンシーストップシグナル
・DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロールシステム:横滑り防止機構)&TCS(トラクション・コントロール・システム)
ゆったりとした車いすスペース
・ベース車同様、室内の広さや使い勝手の良さをそのままに、ゆとりある頭上や足元・後方空間を実現した、ゆったりとした車いすスペース
・折りたたみ式のリアシートにより、4名乗車時でもベース車同等の後席スペースを確保(XE リアシート付車)
介助者の負担を大幅に軽減した乗降性
・ワンアクションで簡単に開閉できるテールゲート一体型スロープを採用。スムーズに準備ができるため、介助者の負担を軽減するとともに、段差のない1枚スロープにより、車いすでの乗り降りの際の振動も軽減
・開口高1,420mm、開口幅(最大)1,130mmの大きく広いバックドア開口部と、220mmの低い開口地上高。低床設計により、突出長880mm、角度12度の短くゆるやかなスロープを実現し、車いすでのスムーズな乗り降りが可能
・車いすでの乗り降りをアシストする電動ウインチと、ワイヤレスリモコンを全車に標準装備。電動ウインチはベルトを素早く引き出せるフリーモード付とし、介助者の負担を軽減
走行時に車いす乗員も安心な装備
・車いす乗員用の3点式シートベルトと、最適位置にレイアウトした手すりを標準装備
・固定ベルトは最適角度で車いすをしっかり4点固定し、走行時の安定感を実現
・ゆるやかな4度の乗車姿勢角(車いすの傾き)を実現するフロア形状とし、安心感のある乗車姿勢を確保
ボディーカラー
・シルキーシルバーメタリック
・パールホワイト
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