「F1日本GP」出場の為に来日中のジェンソン・バトンへ、ソチ五輪メダリスト葛西紀明がエール
バトン選手を支える婚約者、道端ジェシカさんの存在の大きさを笑顔で語った
「2014 F1日本グランプリ」が今週末(イベント含む10月2日~6日/予選:4日・決勝5日)に迫る中、10月1日、東京・赤坂にあるマクラーレン東京にて『ジェンソン・バトン×スキージャンプ 葛西紀明 トークセッション』と題して“大切なものを守る”というテーマのトークが開かれた。
モデレーターには内田恭子アナウンサーに加え、ソチオリンピックで大きな感動を与えてくれた、競技史上最年長のメダリスト、スキージャンパーの葛西紀明選手が初のモデレーターに挑戦し、「1万5千人の方に触ってもらった」というメダルを首にかけて登場。
ジェンソン・バトン選手が登場する前には、元々バトン選手のファンだったことを明かし「めちゃくちゃかっこいい!元々Fドライバーの中で1番好きなドライバーなんです。まさか今日会えるなんて…」と喜びを隠せない様子だった。
バトン選手が登場すると、葛西選手のメダルを見て「すごいね、おめでとう!1つ取るだけですごいのに2つも!」と称賛した。
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イベントがスタートし、様々なトークが繰り広げられる中、バトン選手は「レースの結果など決して良い1年とは言えなかったが、彼女の存在が私にとって大きな力になっています」と婚約者である道端ジェシカさんという大きさな存在について笑顔で語った。また、現在ドライバーズポイント7位のバトン選手は、F1日本GPに向け「厳しい戦いになると思うが、最善を尽くす」と意気込んだ様子だった。
また、葛西選手がメダルをバトン選手へかけて勝利のパワーを送る(?)という場面も見られ、メダルをかけられたバトン選手は「重い」と言葉にしながらもご満悦の様子で、レースの時の真剣な表情のバトン選手の姿はなく終始和やかムード。葛西選手はメダルにこめられたパワーと共に今週末に戦いを備えるバトン選手へエールを送った。
F1日本GPは10月3日(金)10時にフリー走行が行われる。
Q.バトン選手にとってマクラーレンとはどういうチームなのか?
バトン選手「F1というのはドライバーだけで勝てるものではなく、私はサーキットを走る担当であって、数百人という力がマシンを走らせるために努力をしている。本当にチームの努力があって実現できているんです。ラグビーやサッカーは戦っている人がみんな見えるけど、F1は後ろで働いてくれてる方々の力がとても大きい。メカニックが表に出てくるのはピットストップだけですよね。前戦の3回のピットストップも完璧だった。見えない力が沢山あり、その力があって完璧な走りができる。」
葛西選手「どの競技でもそうだと思うけど、繊細なところだったりチームとして1人として欠けてはならないところなど、ジャンプもF1と似ています。」
Q.トップアスリートとしてルールはあるのか?
葛西選手「40歳を超えても毎日30~40分のランニングをしていますが、毎日続けるのが難しい。試合の時には減量をして体調をあわせていかなければならない。 自分をいじめるのが好きなのか断食もします(笑)」
バトン選手「アスリートとしては共通することが多いですね。F1マシンをドライブすると重力が強いことやスピードによって疲れるので、体力という面では私も気をつけています。34歳ということで最年長、経験の年数も1番長い。 昨日は富士山にサイクリングへ行ってきました。F1の世界を離れて綺麗な空気を吸って気分転換することも大事。 食べ物にも気をつけています。そして私は日々学んでいて、学ぶということには終わりはないと思っています。」
Q.“勝たないといけない”というプレッシャーに打ち勝つ方法は?
バトン「いい人に囲まれているというところが重要で、家族や友人との時間というものがあって初めて感情をコントロールできる。 1人では乗り越えていけないので、いい時も悪い時も助けてくれる周りの存在が私にとって大切です。 F1は15年目になりますが、楽しんでいきたい。」
葛西選手「主将という大役、国民の期待など個人ジャンプも団体戦も口から心臓がでそうなくらい緊張しました。でも、こんなチャンスは2度とない、ものにする!と集中してプレッシャーに打ち勝ちました。 家族、会社、ファンに支えられてきたからここまでこれた。 感謝の気持ちを大切にして、これからは自分自身が家族に元気を与えたいです。」
編集後記
今回取材してみて、その道のトップを行くプロアスリートのお二方の謙虚さに驚かされました。日々のトレーニングなどの努力は怠らず常に上を目指す。そして何よりも、周りのサポートや応援してくれるファンへ感謝の気持ちを忘れない気持ちこそがトップアスリートでいる強さそのものなのだと感じました。
改めて尊敬すると共に、ジェンソン・バトン選手と葛西紀明選手のご活躍を陰ながら応援していきたいと思いました。
(編集部:M)
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