三菱、モンゴル・ウランバートル市へ『i-MiEV』を寄贈
三菱自動車は、モンゴルの首都ウランバートル市に新世代電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』2台並びに専用充電器1基を寄贈し、9月15日にウランバートル市でバットゥール市長、清水武則駐モンゴル特命全権大使、同市関係者等出席のもと、贈呈式が開催された。
ウランバートル市は環境保護政策を重要課題に掲げており、とりわけ大気汚染対策に積極的に取り組んでいることから、走行中に大気汚染の原因となるNOX(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)を排出しない電気自動車への関心が高く、今回同社より、世界初の量産型電気自動車となる『i-MiEV』を寄贈した。また贈呈式で、バットゥール市長は「今後、電気自動車の普及を通じてウランバートル市における環境保護と輸入石油燃料節減の意識を高めていきたい」と期待を表明した。
日本とモンゴルの両政府間では、2014年7月に経済連携協定(EPA)の大筋合意に至り、自動車と自動車部品にかけられている関税を、協定発効後10年以内に撤廃する方向にあり、今後両国間で更なる経済交流が進むと見込まれている。三菱自動車は、電気自動車普及への取り組みを通じて同国の環境保護への協力を行うと共に、三菱自動車ブランドの浸透・確立を目指していく。
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