ミニ 新型ペースマン、モデルチェンジでディーゼルエンジン搭載

日本初クーペモデルにクリーンディーゼルエンジンを搭載

ビー・エム・ダブリューは、プレミアムコンパクトセグメントのスポーツアクティビティクーペ「ミニ ペースマン」をモデルチェンジし、日本で初めてクーペモデルにクリーンディーゼルエンジン搭載モデルをラインアップに加える。さらに、スポーティな装備を中心に標準装備を向上しながら車両価格を見直し、本日より全国のMINI正規ディーラーで販売を開始すると発表した。

今回のモデルチェンジではエクステリアデザインを刷新、これまでのガソリンエンジン搭載モデルに加え、クーペモデルとしては日本初となるクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「ミニ クーパーD ペースマン」ラインアップに加えた。

BMW Groupで開発した先進のクリーンディーゼルエンジン

フロントデザインでは、一目でMINIとわかる6角形のラジエーターグリルのデザインを刷新し、「クーパーS」にはSのロゴをあしらうなどして、「クーパーS」、「クーパー」それぞれのキャラクターにマッチした現代的なデザインとしている。伝統の円型のモチーフを継承しながらも躍動感が感じられるデザインのヘッドライトは、今回「クーパーS」では内部の色をブラックに変更し、さらに周囲を囲むフレームは、新たに光沢のあるブラック仕上げが選択できるようになり、スポーティさが強調されている。

インテリアでは、メーターの文字盤を従来の白から黒系のアンスラサイトに変更すること等により、インテリアの雰囲気を引き締めている。また、インストルメントパネルにもフィニッシャーを装備し、いっそう上質な室内空間を表現した。

新たに追加された「ミニ クーパーD ペースマン」に搭載される2リッター直列4気筒ディーゼルエンジンはBMW Groupが開発したクリーンディーゼルエンジンであり、コモンレールダイレクトインジェクションシステムや可変ジオメトリーターボチャージャー等の採用により、優れたレスポンスと低回転から強力なトルクを発生する。最高出力は112PS（82kw）、最大トルクは270Nmとなり、一般的な2.5リッターガソリンエンジン車以上の最大トルクを発生する。

一方で燃料消費率は16.3km/Lを達成し、従来のガソリンエンジン搭載モデルである「ミニ クーパー ペースマン」に比べて燃料消費率が約16%向上した。また、DPF（粒子状物質除去フィルター）、NOX吸蔵還元触媒等を採用することでポスト新長期規制をクリアし、取得税および重量税は免税、自動車税については75%減税が適用される。

「ミニ クーパーS ペースマン」に搭載されるガソリンエンジンに改良が行われ、最高出力が従来モデルより5kW向上、最高出力は190PS（140kw）となった。

価格

グレード/エンジン/トランスミッション/価格（消費税込）

ミニ クーパー ペースマン/1.6L 直列4気筒 ガソリンエンジン/6速MT/3,080,000円

ミニ クーパー ペースマン/1.6L 直列4気筒 ガソリンエンジン/6速AT/3,210,000円

ミニ クーパーD ペースマン/2.0L 直列4気筒 ターボディーゼルエンジン/6速AT/3,410,000円

ミニ クーパーS ペースマン/1.6L 直列4気筒 ターボガソリンエンジン/6速MT/3,620,000円

ミニ クーパーS ペースマン/1.6L 直列4気筒 ターボガソリンエンジン/6速AT/3,750,000円

ミニ John Cooper Works ペースマン/1.6L 直列4気筒 ターボガソリンエンジン/6速MT/4,600,000円

ミニ John Cooper Works ペースマン/1.6L 直列4気筒 ターボガソリンエンジン/6速AT/4,770,000円