ジャガー、「F-TYPE Project 7」の生産を正式発表
ジャガーのスポーツカー、F-TYPEシリーズの最新モデル「F-TYPE Project 7」が6月26日、英グッドウッドフェスティバルオブスピードでデビューを飾った。
F-TYPE Project 7はジャガーランドローバースペシャルオペレーションズ部門が世に送りだす最初のジャガーの高性能モデルで、最大250台の特別限定車として生産予定だ。
昨夏、コンセプトとして発表された特徴的なロードスターのボディは、ル・マンで3度優勝し今年誕生60周年を迎える、ジャガーのレーシングモデルとして最も有名でアイコン的なD-TYPEに敬意を払ったもの。また、F-TYPE Project 7の名称は、ジャガーがル・マンで7度の勝利を収めたことへ敬意を込めて採択した。
ジャガー史上、最速かつ最強のプロダクションモデルが登場
同車のエンジンは、このモデル用に575PS/680Nmにチューンアップされたジャガー製5.0リッターV8スーパーチャージドガソリンユニットで、重量1,585kgのオールアルミニウムボディを静止状態から100km/hにわずか3.9秒で到達させ(0-60mphは3.8秒)、電子リミッターが作動する最高速度は300km/h(186mph)となっています。F-TYPE Project 7は公道仕様で、取り外し可能なルーフと容量196リットルのラゲッジスペースを備えている。
パワーは、ジャガーの8速クイックシフトトランスミッションと第二世代の電子アクティブディフェレンシャル(EAD)を介して、リアホイールに伝達される。F-TYPE Rクーペにオプションで設定可能なカーボンセラミックマトリクス(CCM)ブレーキが、F-TYPE Project 7では標準装備となっており、パワフルで安定したフェードの心配のない制動力を発揮する。
その他の標準装備はトルクベクタリングバイブレーキング(TVbB)で、これはEADと連動し極めて正確なハンドリングを可能にする。特注カーボンファイバー製のエアロパーツとユニークなチューニングのサスペンションにより、同車はドライバーの意思通りのドライビング体験を提供する。
F-TYPE Project 7は、スペシャルビークルオペレーションズ(SVO:スペシャルオペレーションズ部門でエンジニアリングとビークルを担当するチーム)による、パフォーマンスにフォーカスしたエンジニアリングを採用。デザインにおいては、昨夏に発表されたProject7のオリジナルデザインコンセプトである人々がその姿に魅了され、思わず振り向くようなデザインラインを基調としている。
主要なデザイン要素として、D-TYPEにヒントを得た、ドライバーのヘッドレストの後にあるフェアリング、わずかに低いフロントガラス、新設計のフロントバンパー、より多くのダウンフォースを生む空力特性を考慮した変更点(カーボンファイバー製フロントスプリッター、サイドスカート、リアデフューザー、アジャスタブル・リアスポイラーなど)がある。その一方、コンセプトではシングルシートだった座席をツーシーターに変更したほか、ドライバーと助手席乗員用のロールオーバー保護フレームがデザインに組み込まれた。
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