スバル XV『走るためのハイブリッド』【ピックアップ!カーソムリエレポート】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日はスバル XVのレポートをピックアップしてお届けいたします!
▼『走るためのハイブリッド』(カーソムリエ monomonoさん)
▼『フォレスターの弟分』(カーソムリエ kuwatoroさん)
スバル XV
2012年9月、フルモデルチェンジが行われ2代目モデルが登場。低地上高200mmながらも全高1,550mmとスリムなボディシルエットと、ヘキサゴングリルやホークアイヘッドランプをデザインに採用している。さらに、立体的なデザインの専用17インチアルミホイールは、スポーク部分のシルバーと周辺部分のコントラストが、停車時と走行時で異なる表情を見せる。また、ホイールアーチに設けられたクラッディングは、よりタイヤを大きく見せる立体的なデザインとなっている。
2013年6月、スバル初となるハイブリッドモデルを追加。エンジンは、2リッター 水平対向 4気筒 DOHCエンジンを搭載。CVTをベースにプライマリープーリーの後方にハイブリッド用の駆動モーターと一体化した専用のトランスミッションを組み合わせる。燃費性能では、モーターをエンジン出力のアシストとして活用し、20.0km/L(JC08モード)を達成。
『走るためのハイブリッド』(カーソムリエ monomonoさん)
総合評価:3.5/5.0
外観デザイン:3.8/5.0
インテリア:3.5/5.0
走りやすさ:3.3/5.0
-オススメポイント-
インプレッサとの違いが解りにくい(実際室内空間は同じ大きさ)ですがスバルの4駆システムへの信頼性を考えれば、地上高を200mm確保した、それだけのことでSUVとしてなまじの4WDでは太刀打ちできない性能を備えたと思えます。近年のエコカーブームに逆行し、モーターはあくまでガソリンエンジンの動力を補うものとしてのみ働く、そんな愚直なシステムもスバルならでは。走行の安定性はさすがの一言で、地上高の高さからもう少し腰高感があるかと思いきや、コーナーで地面をしっかりつかむ感覚は快感でした。インプレッサにも乗りましたが、数センチとはいえ視点が高く、運転しやすいと思いました。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
違った。
理由:インプレッサの地上高を上げた車と思っていたが、決して腰高感はなかった。
-不満点-
室内が広くない(インプレッサと同じ)ので、SUV的な使い方が限られる。燃費はよほど気をつけても同サイズのガソリン車レベルなので、ツール的な使い方を求めてしまうと、高い買い物になってしまう。
-運転後の感想-
所有欲を刺激される車ですが、実用面、ランニングコスト面でシミュレートすると、非常に扱いが難しいと感じました。
『フォレスターの弟分』(カーソムリエ kuwatoroさん)
総合評価:4.0/5.0
外観デザイン:4.2/5.0
インテリア:3.9/5.0
走りやすさ:4.0/5.0
-オススメポイント-
ぱっと見の感想
ショールームでぱっと見は大きいイメージでしたが、サイズ見してもらうと全高1550mmで機械式パーキングに入る高さに抑えてあったり、車重も1380㎏と2Lクラスでも普通。
試乗に関して
車内からの見晴らしがよく、フロントの見切りも良くて、視認性はかなり良いです。以前の2Lエンジンでは考えられないアイドリング回転から十分なトルク感があり、街中では1500回転でも遅れるような感じはありませんでした。パドルシフトが標準で装備されており、シフトノブをマニュアルモードに入れなくても、シフトダウン・アップが可能ですので、エンジンブレーキが必要と感じた時にハンドルから手を離す必要なく操作可能なのは嬉しかった点です。
購入に関して
スバルの残価設定のローン金利が2パーセントとお買い求めしやすい点(他社メーカーと比較して低いです)
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
シートヒーターがレザーシート選択時しかない点。だいぶ良くはなっているが、他社メーカーに比べて燃費やエコ減税率が50%と宜しくない点。アイサイトが全車オプションではない点。
-運転後の感想-
車の大きさを感じず、セダンの様に運転しやすい車でした。スバルの車は長距離・長時間運転しても疲れにくい車が多いのでいい意味で予想内の車でした。オススメはやはりアイサイト装着車です。
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