日産、ダイムラー、フォードの3社が燃料電池の共同開発に合意
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ダイムラー、フォード、日産の3社は1月28日、燃料電池車(FCEV)技術の市販化を加速させるための3社間の合意書に調印した。
今後は、3社共通の燃料電池スタックと燃料電池システムを開発し、ブランドごとで異なるデザインの車両に搭載・展開していく。手頃な価格の量産型FCEVは、早ければ2017年に発売開始予定。
さらに、今回の合意では、サプライヤー、政策立案者、産業界に対して、水素ステーションやFCEVの量産に必要不可欠なその他インフラのさらなる整備を促すものとなっている。
日産の研究・開発担当副社長で取締役の山下光彦 氏は、「燃料電池自動車は、自動車産業がより持続可能な輸送手段に取り組んでいる中で、今日のバッテリー式電気自動車を補完する次のステップとなることは明らかです。私たちは、ゼロ・エミッションのラインアップにバッテリー式の電気自動車以外にFCEVを新たに加えることで、将来的に多くのお客さまのニーズに応えられることを楽しみにしています。」とコメントしている。