富士重工、中国でのスバル車販売子会社の体制を強化 ~2015年度10万台販売に向け現地合弁会社化~
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富士重工業株式会社は、中国におけるスバル車の販売会社「スバル汽車(中国)有限公司」(以下、SOC)を、汽貿集団股份有限公司との合弁会社へ移行する合弁契約を締結した。
新たな体制により、富士重工業は現地販売への関与を高め、販売体制の更なる強化を図っていく。
富士重工業は2004年から中国市場に本格参入し、2006年に富士重工業の100%出資会社としてSOCを設立。中国市場におけるスバル車の販売は2011年度に約4万8千台となったが、中期経営計画(Motion-Ⅴ)の最終年度となる2015年度には、約2倍の年間10万台の販売を計画している。
今回の合弁会社への変更に合わせ、人員の増強や組織の強化を行い、中国企業のノウハウを活かすとともに、営業・サービスの質的向上、スバルブランド向上、各種販売施策の徹底、および戦略的な販売店開発により販売台数の更なる伸長を目指す。
富士重工業は、ブランドステートメントである"Confidence in Motion"を通じて、商品の企画、開発、製造、販売、アフターサービスに至る全てのプロセスで「安心と愉しさ」の提供を掲げていく。中国市場においても、今回の体制再編を通じて販売およびアフターサービスを強化し、「安心と愉しさ」を提供していく。