BMW、550iグランツーリスモに新開発V型8気筒エンジンを搭載
BMWは、「BMWグランツーリスモ」に、新開発V型8気筒エンジンを搭載し、エンジンオートスタート/ストップ機能を採用し、9月12日より販売開始した。
新たに『550iグランツーリスモ』に搭載される新開発の4.4リッターV型8気筒BMWツインパワーターボエンジンには、ツインターボチャージャー、高精度ダイレクトインジェクションシステムに加え、インテークバルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニックを採用している。
このV型8気筒エンジンは、2基のターボチャージャーをV型のシリンダーバンクの間に配置するレイアウトを採用し、極めてコンパクトな構造を実現。従来型のV型8気筒エンジンに対し、最高出力および最大トルクが約10%向上し、330kW(450ps)/5,500rpm、650Nm(66.3kgm)/2,000-4,500rpmを発揮、わずか5.0秒で時速100kmまで加速させる。
さらに、エンジンオートスタート/ストップ機能、ECO PROモード付きドライビングパフォーマンスコントロール、電動パワー・ステアリングといった環境対応技術を採用し、さらに効率が向上している。
燃料消費率(JC08モード)は、従来モデルに対して、約30%向上の9.6km/Lとなり、「平成27年度燃費基準+10%」および「平成17年排出ガス基準50%低減レベル(★★★低排出ガス車)」を達成。
また、直列6気筒エンジンを搭載する『535iグランツーリスモ』にも、ECO PROモード付きドライビングパフォーマンスコントロール、電動パワー・ステアリングが採用されている。
燃料消費率(JC08モード)は、従来モデルに対し、約27%向上した12.2km/Lとなり、「平成27年度燃費基準+20%」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成。エコカー減税およびグリーン税制対象モデルとなり、自動車取得税および重量税の100%減税に加え、翌年の自動車税が50%減税される。
機能面では、荷物で両手がふさがった状態でも足元の操作によりテール・ゲートを開けることが可能なスマートオープナー機能を両モデルに追加している。
さらに、ポータブルオーディオプレーヤーを接続し音楽を車内で楽しむことが可能なUSBオーディオインターフェイスを新たに標準装備。
新開発エンジンの搭載により、パワーと燃費が向上した『BMW 550iグランツーリスモ』の価格は、一部の標準装備を見直すことで据え置きとしている。
モデル | エンジン | トランス ミッション | 販売価格 (消費税込) |
---|---|---|---|
535i グランツーリスモ | 3.0リッター直列6気筒DOHC BMWツインパワーターボエンジン | 8速AT | 8,840,000円 |
550i グランツーリスモ | 4.4リッターV型8気筒DOHC BMWツインパワーターボエンジン | 11,400,000円 |
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