【東京オートサロン2022】開催目前! ケンメリ、ジャパンなどこれまで登場したド派手にチューニングされたスカイライン&GT-Rを振り返る!
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
2022年1月14日(金)~1月16日(日)に開催予定の東京オートサロン2022。昨年は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、リアルイベントは中止(オンラインによる「バーチャルオートサロン」は開催)だったが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策ガイドラインに基づいた対策を実施の上、現在のところ開催される見通しだ。
2年ぶりのリアル開催となるカスタムカーの祭典を前に、ここでは過去に同イベントで出展されたド派手なケンメリ、ジャパン、R32などスカイラインGT-Rを振り返る!
驚きのフルカーボンボディを纏った2台のR32
東京オートサロン2018では、GT-R専門店「ガレージアクティブ」からガンメタと青の2台のBNR32(R32型スカイラインGT-R)が登場した。
一見、オリジナルの姿のようにも見える外観だが、実は想像もつかないようなカスタマイズが施されている2台。なんとボディはフルカーボン製。交換が容易なフロントフェンダーやボンネット、ドア、トランクだけでなく、リアフェンダーやピラー、ルーフまですべてがカーボン素材のアウターパネルに置き換わっている。こちらのカーボンボディはフルキットで350万円(当時)。
注目は青いGT-Rの“塗装仕上げ”。青く塗られているのにカーボン繊維がうっすらと見えており、まるで青い素材で作られたパネルのように見える。塗装のコートを1層少なくしたことで、うっすら繊維が見えるようにしてあるということだった。
また、ボンネット内の配線類は目につかないようにバルクヘッドやパネルの裏に回されていたり、ボディ強度を上げるために溶接を増やしているのにそれを感じさせない仕上がりになっていたりと、こだわりの仕上げになっている。
もちろんチューニングもしっかり行われており、ガンメタのGT-R(公道走行可能)は900馬力、青いGT-Rは600馬力までパワーアップされていた。
脅威の1111馬力を発揮するR35
東京オートサロン2020では、最高速度にこだわり「最高速チャレンジ」を世界各国で行うほか、国内レースへの参戦など多くの話題を提供するトップシークレットから、ストリートチューニングにこだわり、市販パーツでどれだけのパフォーマンスが発揮できるか挑戦したカスタムカーが出展された。
中でも「TOP SECRET SUPER GT-R 1100」と名付けられたモデルはTRUST TD06タービン改などでフルチューンされたVR38DETT型エンジンを搭載。最高出力1111ps・最大トルク127kgという驚異的なパワーを発生する。外装もレーシングカーのようなエアロパーツで武装している。
ほかにもR32型にR35型GT-Rのユニットを押し込んだ「VR32GT-R」や、なつかしの“ジャパン”(C210型スカイライン)に、280psまでパワーを高めたRB30型エンジンを載せた「TOPSECRET JAPAN-R」なども出展されていた。
R32型がベース!? のケンメリが登場!
同じく東京オートサロン2020では、ロッキーオートからケンメリGT-Rのカスタムモデルが出展された。
こちらのモデル、現在の環境でもストレスなく乗れるよう、なんとR32型をベースに制作された1台。
それによりR32型のパワステ、マルチリンク式サスペンション、4輪ディスクブレーキなどがケンメリに装着されており、エンジンもRB26DETT型をはじめとしてRB型各種を積むことが可能となっている。
さらになんと、R32型ベースなら4WDでの製作も可能に。驚きはそれだけでなく、ダッシュボードやシートまでR32型から移植。エアコン、パワステ、パワーウインドウを備えた、快適なヒストリックカーに仕上がっていた。
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