14年ぶりに生まれ変わったトヨタ ランドクルーザー300! 先代ランクル200と写真で比較した
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:MOTA編集部
2021年8月2日(月)、トヨタ ランドクルーザー300が発売された。ランドクルーザーが誕生してから70年の節目、そして14年ぶりにフルモデルチェンジされ、登場した新型モデルだ。
すでに発表されている通り、プラットフォームの刷新やセキュリティ面の強化など、最新の技術を盛り込み生まれ変わったランドクルーザー300だが、先代のランドクルーザー200と比べてどんなところが進化したのだろうか。写真で詳しく紹介したい。
ボディサイズはほぼ同等! ランクルの黄金比は継承された
まずはボディサイズだ。ランドクルーザー300は全長4985mm×全幅1980mm×全高1925mm、ホイールベースは2850mmとなる。
対して先代であるランドクルーザー200は全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mmでホイールベースは2850mm。全長が30mm長く、全高が55mm高くなっている。ちなみにホイールベースは、1989年に登場したランドクルーザー80のころから2850mmで、これは4世代に渡り変わっていない。悪路走破性を重視するモデルにとっては黄金比だと言える。
エンジンはV6ターボにダウンサイジング化された
ランドクルーザー300ではエンジンとミッションを刷新。先代のランドクルーザー200はV8 4.6リッターガソリンのみ(国内仕様)だったが、新型ランドクルーザー300では、ガソリン仕様の3.5リッターに加え、新搭載されたディーゼルエンジンが3.3リッターとなり、ともにV6ツインターボとダウンサイジングされた。
ガソリン仕様の最高出力は415馬力、最大トルク650Nm、ディーゼルモデルが最高出力309馬力、最大トルク700Nmを発揮する。
TNGA思想に基づく新プラットフォームを採用した
プラットフォームはTNGA(Toyota New Global Architecture)思想に基づくGA-Fと呼ばれる軽量化と高剛性化を向上させた新プラットフォームを採用している。もちろんラダーフレームで、TNGAプラットフォームで初となる。これにより、車両全体で200kg軽量化を図ったほか、低重心化や重量配分・サスペンション構造の見直しも果たしている。
また、GR-Sのみの装備となるが、ランドクルーザー80以来の前後デフロックが復活していることも特筆したい。
エクステリアは悪路走破性にも考慮した新デザイン
エクステリアはランドクルーザーの伝統を受け継ぎ、オフロード走行時にダメージを受けにくい位置にランプを配置したり、バンパーの造形にも機能美を追求している。
荷室は伝統的な上下開閉式から一枚ドアのはね上げ式に変更された。また、3列目シートを跳ね上げ式からフロア格納式とし、乗車定員は8人から7人乗りに変更されている。
内装にも悪路走破性を意識した工夫が施されている
内装は悪路走破時にもクルマの姿勢を捉えやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。スイッチ類は操作性を考慮し、利便性を高めた。
また、手動で選択が必要であったマルチテレインセレクト(路面状況それ応じた駆動力を瞬時に四輪に配分するシステム)に路面状況を自動で判別するAUTO機能も追加された。
車両盗難の心配もなくなる? トヨタ初の指紋認証システムを導入
ランドクルーザーで気になるのはやはりセキュリティ面。盗難車ランキングでも常に上位入りするほど、ランドクルーザーは窃盗団に狙われやすいクルマと言える。
それゆえ、メーカーとしても今回のランドクルーザー300ではプッシュスタートスイッチに指紋認証システムをトヨタとして初採用している。
世界中で愛されるランドクルーザー。こうして先代モデルのランドクルーザー200と比較すると、その進化ぶりを改めて感じることができる。今後のランドクルーザー300の動向にも注目したい。
【筆者:MOTA編集部】
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