ホンダ CR-Z 実燃費レビュー【高速道路編】(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
高速道路での燃費値は非常に良好
JR塩山駅から国道411号を南下し、勝沼市のブドウ畑の中を突っ切り、勝沼バイパスへ向かう。
勝沼インターチェンジから中央高速道路に乗り、東京を目指した。渋滞もなく、スムーズに走ることができたので、燃費計の値はどんどん上昇していく。
笹子トンネルを越えた辺りから燃費は「18km/L」台に入り、首都高速に入ると「19km/L」台にまで向上した。一般道や峠道で、あそこまでしっかりと走った上でこの値は、つくづく立派だと思う。
だが、不満点がないわけではない。ハンドリングはとてもしっかりとしているのだが、乗り心地が心もとない。路面の凹凸に遭遇すると、サスペンションがそれを吸収し切れず、ボディ全体が揺すられてしまう。
大きな凹凸でなくても、ショックを吸収しないと、それが乗員にショックと振動となって伝わってくる。中央高速道路は舗装の凹凸やうねり、つなぎ目の小さな段差などが多く、CR-Zはつねに翻弄され続ける。
峠道を元気よく走る分には気にならなかったが、高速道路を一定速度で巡航していくと、気になって仕方がなかった。
そして、シート。低い着座姿勢は、クーペらしく好ましいものだが、シートの完成度がいまひとつだ。
座面と背面、それらを覆う外側部分は立派に作られているように見えるが、一般道、峠道と走って来て、高速道路上で不満を感じた。
形状ほどにはサポート性が低く、峠道でのコーナリング中に身体を支え切れてくれない局面が多かった。
無意識のうちに、腰をふんばり、腕と上半身をステアリングホイールにもたれ掛かってしまっている。
高速道路でも、身体を支えてくれる力が弱いので、自分で自分を支えねばならず、つねに座り直してしている。文字通り、腰が定まらないのだ。
クッション性も、もう少し欲しかった。もう少しあれば、路面からの ショックをサスペンションだけでなく、シートによってでも緩和できた と思う。
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