ホンダ ヴェゼル ツーリング 実燃費レポート│その名に恥じない“グランドツーリングカー”に仕上がったモデルの実力は!?(3/4)

  • 筆者: 小鮒 康一
  • カメラマン:オートックワン編集部・小林 岳夫・小鮒 康一
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ヴェゼル ツーリング 実燃費レポート|高速道路編

ヴェゼル ツーリングの高速道路での実燃費 20.4km/L

最後は高速道路を通るルートを振り返る。今回は芝公園出入り口から首都高に乗り、東京湾アクアラインを経由して圏央道の茂原長南インターで下りるルートを走行し、走行距離は76.7km。メーター上の燃費は20.4km/Lとなり、20km/Lの大台を超える結果となった。

高速走行では基本的に法定速度を守って淡々と走るようにしているが、CVTのおかげでエンジンの回転数は低いまま。そして150kgほど増加した車重とボディ剛性がアップした恩恵を充分に受けて矢のように走り続けることができた。まさにグレード名に恥じないロングツーリング向けのクルマであると実感することができた高速走行であった。

ヴェゼル ツーリング 実燃費レポート|総合実燃費編

今回のホンダ ヴェゼル ツーリングの燃費テストは、街乗り・郊外路・高速道路と合わせて157.3kmを走った結果、総合実燃費は17.1km/Lとなり、JC08モード燃費の17.6km/Lに迫る数値となった。特に高速道路での燃費の良さは特筆すべき点で、欧州に先行投入されたのもうなずけるところだ。

ただ、2,903,040円~という価格とFFのみというラインナップ、そしてモデル末期であるこのタイミングでの新グレード追加がどのくらい販売に繋がるかは未知数だ。

もちろん、乗ってみれば非常に完成度が高く、「TOURING」という名前に恥じないグランドツーリングカーに仕上がっているのだが、「RS」ほどの名前にインパクトがないのが難点。いっそのこと往年(北米では現役だが)の「Si」なんてグレード名を復活させた方がインパクトがあったのではないだろうか?

[筆者:小鮒 康一/撮影:オートックワン編集部・小林 岳夫・小鮒 康一]

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小鮒 康一
筆者小鮒 康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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