ホンダ ヴェゼル ツーリング 実燃費レポート│その名に恥じない“グランドツーリングカー”に仕上がったモデルの実力は!?(2/4)
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:オートックワン編集部・小林 岳夫・小鮒 康一
ヴェゼル ツーリング 実燃費レポート|市街地・街乗り編
■ヴェゼル ツーリングの市街地・街乗りでの実燃費 13.9km/L
ハイブリッド車ではないため、渋滞にハマればハマるだけ燃費が悪化してしまうガソリンエンジン車。ヴェゼルもアイドリングストップはついているものの、エアコンONの状態では長時間の停車が続くとエンジンが再始動してしまう。
そんな悪条件の市街地走行では、52.1kmを走行してメーター上の燃費は13.9km/Lとなった。
最大トルクを1700回転から発生するエンジンとCVTの組み合わせによって発進と停止が続くシーンでもストレスはなく、ブレーキホールド機能もあったので疲労感は少なかったが、さすがに燃費の面では厳しい結果となった。
ヴェゼル ツーリング 実燃費レポート|郊外路編
■ヴェゼル ツーリングの郊外路での実燃費 17.2km/L
郊外路は28.4kmの道のりを走行。交通量も少なく、信号も少ないため安定した速度で走行することができるシチュエーション。路面状況はそれほど良好ではないものの、ボディ剛性の向上とパフォーマンスダンパーのおかげか安定感のある走りを楽しむことができた。
そんな郊外路での燃費は17.2km/Lであり、JC08モード燃費の17.6km/Lに近い数値となった。
市街地走行でも実感したが、低速からターボが効くトルクフルなエンジンのため、1.5リッターという排気量を感じさせず、もっと大排気量車に乗っているような感覚。そのため、アクセルも必要以上に踏み込むことがなく、低燃費に繋がっているのだろう。
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