autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 燃費レポート ダイハツ タントカスタム燃費レポート|ターボ付きモデルの実燃費を徹底評価!

燃費レポート 2018/3/2 11:14

ダイハツ タントカスタム燃費レポート|ターボ付きモデルの実燃費を徹底評価!

関連: ダイハツ タント Text: 小鮒 康一 Photo: 島村 栄二・オートックワン編集部
ダイハツ タントカスタム(RS“トップエディションSA3”)
ダイハツ タント/タントカスタムダイハツ タント/タントカスタムダイハツ タントカスタムダイハツ タントカスタム画像ギャラリーはこちら

ダイハツ タントカスタム実燃費レポート|結果まとめ

スーパーハイトワゴン系軽自動車というジャンルのライバル関係にあるのが、ダイハツ タント、スズキ スペーシア、そしてホンダ N-BOXの3車種だろう。そしてその3車種とも示し合わせたかのように、標準モデルとカスタムモデル2本柱でしのぎを削っている(なぜか3車種とも「カスタム」という名前が付いている)。

どのモデルも標準モデルとは大きくフロントマスクを変えており、大きなグリルやシャープなヘッドライトを持ち、メッキを多用して迫力のあるルックスを生み出している。一見すると同じ車種とは思えないほどの変貌ぶりは素直に「お金掛かってる感」があり、感心してしまうところだ。

今回燃費テストに持ち出したタントカスタムは2013年にデビューした3代目モデルであるが、ライバル2車種は昨年フルモデルチェンジを果たしたばかり。しかし、Bピラーを廃して(厳密にはピラー内臓ドア)大開口スライドドアを持つのはタントおよびタントカスタムだけの特徴である。

ちなみにピラーがないことで側面衝突時の強度に不安を覚える人もいるかと思うが、独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)の側面衝突試験において最高ランクのレベル5を獲得している。また、国が執り行うJNCAPの総合評価は★4つ。件の側面衝突に関しては、N-BOXと同じ最高評価のレベル5を取得している。

>>走りとデザインに個性アリ!タントカスタムを画像で見る

起用グレード

今回使用したグレードは「RS“トップエディションSA3”」。ダイハツの先進安全装備「スマートアシスト3」を装着し、ターボエンジンを搭載した「RS“SA3”」をベースに、専用大型エアロバンパーやダークメッキLEDヘッドライト、トップシェイドガラスなどを追加装備した最上級グレードである。パワートレインは47kW(64PS)/92N・m(9.4kg・m)のターボエンジンにCVTの組み合わせで、カタログ燃費は26.0km/Lという数値だ。今回の燃費テストでは、極端な燃費走行はせず、エアコンは25度のオート設定。アイドリングストップはONで、速度は周囲のペースに沿った現実的なものとしている。

関連記事:

■ダイハツ タント燃費レポート|ライバルを上回る好燃費!

■ホンダ 新型N-BOXカスタム燃費レポート|ターボモデルとNAモデルの燃費を徹底比較!

ダイハツ タントカスタム実燃費レポート|結果まとめ
車種名ダイハツ タントカスタム
グレードRS“トップエディションSA3”
パワートレインガソリンターボ
駆動方式2WD
JC08モード燃費26.0km/L
実燃費:平均19.7km/L
実燃費:市街地16.7km/L
実燃費:郊外路21.1km/L
実燃費:高速道路22.5km/L

ダイハツ タントカスタム実燃費レポート|市街地・街乗り編

ダイハツ タントカスタム(RS“トップエディションSA3”)

ダイハツ タントカスタム 市街地での実燃費:16.7km/L

市街地燃費の数値的は16.7km/LとNAモデルに比べると約2km/Lの差となり、ライバルのN-BOXカスタムターボにも1km/L以上の差をつけられる結果となった。渋滞が続くシーンではNAモデルとの動力性能の差を感じる部分はほとんどなかったが、ここまで燃費で差が出るのは意外というのが正直な感想だ。

ダイハツ タントカスタム実燃費レポート|市街地・街乗り編
車種名実燃費パワートレイン
ダイハツ タントカスタム(ターボ)

※2017年12月一部改良モデル

16.7km/L2WD/ガソリン
ホンダ N-BOXカスタム(ターボ)

※2017年9月フルモデルチェンジ

17.9km/L2WD/ガソリン
ダイハツ タント(NA)

※2017年12月一部改良モデル

18.5km/L2WD/ガソリン

今回の市街地コースは約60kmの渋滞を含む。テスト時はちょうど夕方の帰宅ラッシュに重なってしまい、通常時よりもやや混雑の激しい状態の中でのテストとなった。

ストップアンドゴーが続くシチュエーションではトルクの厚いターボエンジンのためアクセルの踏み込み量が少なくて済むというメリットがあるが、ブレーキペダルの踏み込み量が少しでも変化するとアイドリングストップが解除されてしまうため、神経を使うこととなってしまったのは残念。

ダイハツ タントカスタム実燃費レポート|郊外路編

ダイハツ タントカスタム(RS“トップエディションSA3”)

ダイハツ タントカスタム 郊外路での実燃費:21.1km/L

続いて郊外路での燃費計測。実は道中で走行シーンの撮影などを行ったため若干寄り道をした形となっているが、それでも21.1km/Lと市街地とは打って変わってホンダ N-BOXカスタムターボを上回る数値をマークしている。

ダイハツ タントカスタム実燃費レポート|郊外路編
車種名実燃費パワートレイン
ダイハツ タントカスタム(ターボ)

※2017年12月一部改良モデル

21.1km/L2WD/ガソリン
ホンダ N-BOXカスタム(ターボ)

※2017年9月フルモデルチェンジ

19.5km/L2WD/ガソリン
ダイハツ タント(NA)

※2017年12月一部改良モデル

23.5km/L2WD/ガソリン

こういった郊外路ではターボエンジンを搭載していることでより気持ちよく走ることができたが、足回りのセッティングは標準車と大きく変わらないため、NAモデルでも感じた不整路でのピョコピョコと跳ね続ける印象は同じ。15インチとなって55扁平となったタイヤのせいでより一層その印象が強まっていた。ただ、55扁平のおかげでステアリングの切り始めの応答性は若干上がっており、スポーティな印象を求めるユーザーにはメリットになる可能性もありそうだ。

ダイハツ タントカスタム実燃費レポート|高速道路編

奥:ダイハツ タントカスタム 手前:タント

ダイハツ タントカスタム 高速道路での実燃費:22.5km/L

高速道路では平均80km/h前後での走行で、渋滞もない快適なもの。合流時の加速や遅いトラックを追い越すシーンなどではさすがターボといった余裕の加速を見せてくれたが、燃費は22.5km/LとNAモデルには及ばない結果となってしまった。これは恐らく渋滞もなく淡々と走り切ってしまえたからで、もう少し加減速がある場合や、アベレージスピードが高くなった場合はターボとNAの結果が逆転する可能性もありそうだ。

ダイハツ タントカスタム実燃費レポート|高速道路編
車種名実燃費パワートレイン
ダイハツ タントカスタム(ターボ)

※2017年12月一部改良モデル

22.5km/L2WD/ガソリン
ホンダ N-BOXカスタム(ターボ)

※2017年9月フルモデルチェンジ

21.5km/L2WD/ガソリン
ダイハツ タント(NA)

※2017年12月一部改良モデル

24.9km/L2WD/ガソリン

なお、ライバルのN-BOXカスタムターボは21.5km/Lとなり、これを上回る数値となるが、N-BOXにはホンダセンシングによる追従型クルーズコントロールが用意されているため、燃費性能だけで優劣をつけるのは尚早だろう。また、もう一台のライバル、スペーシアカスタムターボにも追従型ではないがクルーズコントロールが用意されており、3車種の中でタントが唯一全グレードでクルーズコントロールの設定がないモデルとなる。

ダイハツ タントカスタム実燃費レポート|総合評価

ダイハツ タントカスタム(手前)とタント(奥)

ダイハツ タントカスタムの平均実燃費:19.7km/L

今回の平均燃費ではライバルのN-BOXカスタムターボの19.2km/Lをやや上回る結果となった。この結果を見る限り、デビューが古いタントでもライバル車種と対等に渡り合える実力は兼ね備えていると言えるだろう。

実燃費レポート|総合評価
車種名実燃費パワートレイン
ダイハツ タントカスタム(ターボ)

※2017年12月一部改良モデル

19.7km/L2WD/ガソリン
ホンダ N-BOXカスタム(ターボ)

※2017年9月フルモデルチェンジ

19.2km/L2WD/ガソリン
ダイハツ タント(NA)

※2017年12月一部改良モデル

21.9km/L2WD/ガソリン

ただし、これはあくまで燃費に限った話で、先進安全装備のスマートアシストこそ2016年11月の一部改良でスマアシIIIに進化しているものの、追従型クルーズコントロールも備えるN-BOXのホンダセンシングや、後退時にも自動ブレーキが作動するスペーシアのスズキセーフティサポートと比較してしまうと物足りなさを感じてしまうのも事実。

シート形状もサイドサポートが小さく、レザー調の表皮のため、カーブで身体が動いてしまって長時間の運転では疲労感が高くなってしまった。見ためは良いが、全面ファブリックの標準車のシートの方が滑りにくいし、レザー調に比べて生地が伸びるため座り心地もソフトだったことを付け加えておきたい。

価格帯ではタントが一番安い価格となっており、ライバル車種に比べれば値引額も大きくなっている可能性もある。しかし安さを重視するのであれば、1,749,600円となるRS“トップエディション SA3”よりも、同じターボエンジンを搭載し、装備も大差ない標準モデルのXターボ“SA3”が1,501,200円と約25万円も安く買えるということになる。もちろんクルマの魅力は価格だけではないが、価格で迷っているのであれば前述のグレード一択だろう。

ダイハツ タントカスタムの主要スペック

ダイハツ タントカスタムの主要スペック
車種名ダイハツ タントカスタム
グレードRS“トップエディションSA3”
駆動方式2WD
トランスミッションCVT
価格(消費税込)1,749,600円
JC08モード燃費26.0km/L
全長3,395mm
全幅(車幅)1,475mm
全高(車高)1,750mm
ホイールベース2,455mm
乗車定員4人
車両重量(車重)960kg
エンジン直列3気筒12バルブDOHC インタークーラーターボ
排気量658cc
エンジン最高出力47kW(64PS)/6,400rpm
エンジン最大トルク92N・m(9.4kgf・m)/3,200rpm
燃料無鉛レギュラーガソリン
筆者: 小鮒 康一

【お車の買い替えをご検討中の方へ】

■下取り相場は調べられましたか?
車の乗り換えを行う際、よくある失敗はディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに手放してしまうパターンです。一件好条件に見えても、実は下取り相場より安く、損をしてしまうことも。
■買取専門店にお願いするのも一つの手
買取専門業者は様々なメーカー・年式の車種、また改造車や希少車でも適正価格で転売するノウハウを持っているので、よりディーラー下取りより高く買い取ってもらえる可能性が高いといわれています。一括査定サービスを利用すれば、同時に複数の買取店に査定を依頼できるので便利です。
■【Ullo(ウーロ)】の一括査定なら翌日18:00に査定結果をお届け!
オートックワンの一括査定サービスUllo(ウーロ)ならお申し込みの翌日18:00に、複数買取業者からの査定結果をお届けします。さらに、よく一括査定で聞く、しつこい営業電話などは一切なし。
申込んだら「いつの間にか」査定が終わっています。

ダイハツ タント の関連編集記事

ダイハツ タントの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

ダイハツ タント の関連編集記事をもっと見る

ダイハツ タント の関連ニュース

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!
編集企画(パーツ・用品)PR