メルセデス・ベンツ Mクラス ML350 試乗レポート(2/2)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:小平 寛
注目は200kW/350N・mのパワー&トルク
搭載エンジンはV型6気筒3.5Lで7Gトロニックとの組み合わせ。メルセデス・ベンツの多くの車種に搭載されているもので、今回のマイナーチェンジでも特に変更は受けていない。大きめボディを持つ高級SUVだけにML350でも車両重量は余裕で2tを超えるが、200kW/350N・mのパワー&トルクはボディに見合った性能といえる。アクセルを踏み込んで走り出せば十分な力強さと重厚感のある走りが得られる。
Mクラスにはシフトレバーがなく、ダイレクトセレクトのレバーでDレンジを選んで走り出す。シフトチェンジが必要な状況ではステアリングの裏側に設けられたパドルを操作する。でも下り坂でエンジンブレーキが必要になるようなシーン以外では、あえてパドルを操作するまでもなく7Gトロニックの自動変速に任せても良い。アクセルを踏み込んで加速するなどは7速から5速にキックダウンするなど、ATの制御も上々だからだ。
乗り心地はちょっと柔らかめの印象。アイポイントが高いこともあってコーナーではロールが大きめに感じられる。このあたりはアメリカンSUVといった感じだ。この乗り味などが良くいえばおおらかで、悪くいえばやや大味な印象につながっている。MクラスにはGLKクラスと同じ日に試乗したが、GLKクラスの硬めで安定感の高い足回りのほうが好ましく思えた。
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