メルセデス・ベンツ新型CLクラス 海外試乗レポート(1/2)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
日本上陸目前!メルセデスの最高級2ドアクーぺ新型CLクラス
メルセデス・ベンツの最高級2ドアクーペ「CLクラス」が新しくなったというので、日本上陸を前に欧州でプレス向け試乗会に参加した。場所はフランスのカンヌ。欧州でも指折りの超高級避暑地。
ホテルの前の駐車場にはランボルギーニ・ガヤルド、フェラーリ・カリフォルニアをはじめブガッティ・ヴェイロンなんかが普通に駐車しているという土地柄だ。 で、目的のCLクラスだが、ボディスタイルは日本で販売されているのとほとんど同じ。
よく見るとフロントグリルやヘッドライトの形状が少し精悍になり、バンパー下にLEDのデイタイムドライビングライトが装備されている。リアはバックランプがナンバープレート両脇になり、テールランプは形は同じだがデザインが変わっているのが確認できた。
しかし、今回の最大の話題はエンジンだった。V6、V8エンジンがいずれも新開発になった。目的は燃費向上とクリーン化なのだが、同時にパワー/トルクもアップしているというところがさすがメルセデス! 直近ではBMW/ミニも同じようなマイナーチェンジを行っているように、欧州のメーカーではこうした実質的な改良オが多いのだ。
実はメルセデス・ベンツは昨年はじめまでV8エンジンなどの多気筒、大排気量エンジンの未来はない、と考えていた。
しかし、その後の研究や調査で、この分野でも時代のニーズに合わせれば、十分に需要があることがわかり、開発を続行させたという。 新V8エンジンは排気量を旧型の5461ccから4663ccへと縮小したが、出力は388馬力から435馬力へと向上、トルクも530Nmから700Nmにアップした。
にもかかわらず燃費は欧州モードで8.1km/Lから10.5km/Lに向上した。もちろんCO2排出量も22%削減されているというのだ。 試乗したのはこのエンジンを搭載するCL500とCL65AMG。AMG仕様は、これまでと同じV12、6リッターを搭載している。
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