初期型オーナーが思わず嘆く進化ぶり! メルセデス・ベンツ Aクラス マイチェンモデル 試乗レポート(2/5)

  • 筆者: 今井 優杏
  • カメラマン:茂呂幸正・島村栄二
初期型オーナーが思わず嘆く進化ぶり! メルセデス・ベンツ Aクラス マイチェンモデル 試乗レポート
メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏 画像ギャラリーはこちら

「メルセデス・ベンツ」ブランドの若返りを狙い、意図的に「若い」味付けがされた初期モデル

メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏
メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏

そもそも、それまでのころんと丸く、まるでスマートをちょっとだけ大きくしたみたいなコンセプトだったAクラスがゴロっとイメチェンし、現在の精悍な姿に生まれ変わったのは3年前のことだ。Aクラスはいわば、第一の刺客だった。アウディにはるか販売台数を譲ってきたメルセデス・ベンツが、ブランドの若返りと顧客の獲得を賭けて市場に導入してきたのが、Aクラスを筆頭に、Aクラスをベースにラインナップを増やしたモデルたち(Aクラス、Bクラス、CLA、CLAシューティングブレーク、GLA)。

それまでのコンサバティブ過ぎるブランドイメージを覆し、若々しいメルセデス・ベンツをアピールすべく市場に導入されたのがAクラスだったのだから、意図的なほどに「若い」味付けをされていたのは、その背景を鑑みるに仕方のないことだった。

アシは過度なくらいに硬く締まっているし、同社として1.6リッターのダウンサイジングターボをコンパクトスポーツに導入する一発目のモデルだったということもあり、パフォーマンスというよりは燃費にコンシャスだった。初期のアクセルの踏み込みに対してはやや燃費に振りすぎていたために、カスっとした踏み心地だったのだ。

かと思えばターボが効き始めると急激にトルクがぶわっと膨らんで、うん、言うなればやや扱いにはコツが必要でもあった。つまり、わりと未完な感じだったのである。

Aクラス登場当時の2012年は、まだまだダウンサイジングターボ黎明期だったが・・・

メルセデス・ベンツ Aクラス[2015年11月マイナーチェンジモデル/A180 Edition Green(エディショングリーン:特別仕様車・全国限定30台)] 試乗レポート/今井優杏

そう、新型Aクラスが発売された当時は、まさに欧州勢がイッキにコンパクトカーに力を入れ、ダウンサイジングターボ黎明期とも言えるこのテのエンジンをガンガン導入してきた頃だった。同年度にはかの7代目「フォルクスワーゲン ゴルフ」が発売されている。

これまでのエンジンよりも小さな排気量で、しかもエンジン自体も小さく、もちろんCO2排出量や燃費にも優れている、ということをアピールするために、この時代に出されたダウンサインジングエンジン+過給機のコンビは意図的に燃費方向に振られたものが多かったように記憶している。そしてそれを「まあ、このテのモデルは燃費方向だから」とこちら側もなんとなく納得していたきらいがある。

[Aクラス登場後の数年で、プレミアムコンパクト市場はさらに進化を遂げていた!・・・次ページへ続く]

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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