実は効果絶大!? エキゾーストマニホールド交換のススメ|FUJITSUBO Super Ex BASIC VERSION

  • 筆者: 小鮒康一
  • カメラマン:小鮒康一
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排気系チューニングはマフラーだけじゃない。今回は、エンジンから出る排気ガスを効率よくマフラーに導く「エキゾーストマニホールド」に注目。装着した車両はユーノス ロードスター。車検対応でありながらその効果にびっくりだったのです!

目次[開く][閉じる]
  1. マフラー交換だけではない排気系チューニング
  2. エキゾーストマニホールド、通称エキマニってなに?
  3. JASMA認定の車検対応商品だから安心
  4. フジツボのエキマニを装着してすぐ中低速トルクの厚さを実感!
  5. 純正ではこもっていたサウンドも心地よく澄んだ音に

マフラー交換だけではない排気系チューニング

エンジンチューニングの第一歩としてよく言われるのが、吸排気系のチューニングだろう。燃料を燃やして動く内燃機関を搭載しているクルマにとって、より多くの空気を取り込んで燃料をよく燃やし、爆発で出た排気をスムーズに排出するというのは非常に真っ当なチューニングと言える。

この吸排気系のチューニングと聞いて多くの人が頭に浮かべるのは、高効率なエアクリーナーへの交換(吸気)と、スポーツマフラー(排気)への交換だろう。しかし、排気系アイテムの老舗であるFUJITSUBOによれば、マフラーの交換よりも実は効果が大きいのが、エキゾーストマニホールド(通称:エキマニ)の交換だというのである。

>>フジツボのエキマニを写真でチェック

エキゾーストマニホールド、通称エキマニってなに?

そもそもエキゾーストマニホールドとは、エンジン本体から排出された排気ガスをマフラー(正確には触媒などを経由するが)に送るためにひとつにまとめる部分であり、言わば排気のスタート地点とも言える部分。つまり、この部分の効率が悪ければ、いくらその後ろのマフラー部分を交換したとしても効果が半減してしまう、というわけなのである。

そんな重要なエキゾーストマニホールドではあるが、純正品はコストの問題や大量生産する際の製造のしやすさなども考慮しなければならないため、必ずしもエンジンに最適な形状をしているとは言い難い。それだけに交換したときに体感しやすい部分と言えるのだ。

とはいえ、言葉だけの説明ではイマイチピンとこない、という人も多いはず。そこで今回は筆者の愛車でもあるユーノス ロードスターにFUJITSUBO製のエキゾーストマニホールドを装着してみることにした。

>>錆びついた純正エキマニはいかにも効率が悪そう

JASMA認定の車検対応商品だから安心

今回装着したのは「Super EX BASIC VERSION」と呼ばれるエキゾーストマニホールド。FUJITSUBOが多くの形状をテストし、最も気持ちの良いエンジン特性を引き出す形状にて製品化されたものだ。

なお今回の装着に当たってはちょうど車検の時期と重なったため、車検整備と共に実施した。これもFUJITSUBOのエキゾーストマニホールドがJASMA認定車検対応品だからこそと言えるだろう。

ちなみに取り外した純正のエキゾーストマニホールドを見てみると(遮熱板が固着して外れず、写真では分かりにくいが)お世辞にも効率が良いとはとても思えない形状となっていた。2世代目となったロードスターではこの辺りの形状が大きく変更されていることからも、初代モデルの純正エキゾーストマニホールドは課題が多かったのかもしれない。

フジツボのエキマニを装着してすぐ中低速トルクの厚さを実感!

いよいよ装着(と車検整備)が終わって戻ってきた愛車のエンジンを始動してみるが、アイドリング時の音量はほぼ変わらず。FUJITSUBOのデータでも純正時もエキマニ装着時も音量は67dBとなっており、爆音がしんどくなってきた初老の筆者にとっては非常にありがたいポイントだった。

そして実際に走行してみると、明らかに低中回転域でのトルクが厚くなっているのが分かった。感覚的には街乗りで多用する2000回転~4000回転でトルクアップが実感でき、まるで排気量が上がったかのような印象だ。FUJITSUBOのデータによると、最大出力は97kw(131.9ps)から98kw(133.3ps)と微増ではあるが、恐らく低中回転域ではもっと明らかな違いが出ているに違いない、と思わせるほどだ。

純正ではこもっていたサウンドも心地よく澄んだ音に

またサウンド面でもアイドリング時はほぼ純正と変わらなかったものの、回転を上げていくにつれて盛り上がっていくようなチューニングがなされていた。純正のときはどちらかというとこもったような音であったが、交換後はもっと澄んだ音になり、それでいて音量もちょうどいいと感じるレベルに押さえられているのはさすが多くのノウハウを持つFUJITSUBOといったところだろう。

余談ではあるが、FUJITSUBOによるとクルマ遊びの文化が浸透しているアメリカでは、マフラーよりもエキゾーストマニホールドにこだわりを持つユーザーが多いのだそうだ。これはなによりエキゾーストマニホールドを交換することの恩恵を知っているユーザーが多いということの裏返し。かく言う筆者も今回の結果を肌で感じて、次からはマフラーよりもエキマニの交換を優先しようと思ってしまったのだ。

[筆者:小鮒康一]

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(AT車装着不可)

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筆者小鮒康一
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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