マツダ デミオ 特別仕様車“第1弾”『Mid Century』『Urban Stylish Mode』 ~ライフスタイルをより豊かにするカラーコーディネーションモデル~
- 筆者: オートックワン 編集部
デミオの特別仕様車“第1弾”が登場!
マツダの4代目「デミオ」が発売されたのが2014年9月。
同社が展開するデザインテーマ「魂動(KODO)」を纏い、新開発エンジン「SKYACTIV-D 1.5」を搭載。Bセグメントコンパクトカーの既成概念を打破する、質感の高いインテリアや人馬一体の運動性能などが好評となり、発売から1ヶ月では19,233台の累計受注台数を記録した。さらには、その年の最も優れたクルマに与えられる栄誉、「日本カー・オブ・ザ・イヤー(2014-2015)」を受賞し、昨年度だけで23,477台、先月5月までの累計販売台数では59,841台を記録している。
そんなデミオから、デザインや質感にこだわったインテリアを採用した特別仕様車『Mid Century(ミッド センチュリー)』と『Urban Stylish Mode(アーバン スタイリッシュ モード)』が4月に登場した。
関連ニュース:マツダ「デミオ」にインテリアにこだわった特別仕様車が登場(http://autoc-one.jp/news/2162959/)
今回の特別仕様車、『ミッド センチュリー』と『アーバン スタイリッシュ モード』は、マツダファンなってもらえるユーザー、その中でも特に“イメージリーダー的な存在になってもらえる人々”に向け、彼らのライフスタイルにマッチする、あるいはこのクルマを購入することにより人生がさらに豊かなものになって欲しい、そういった想いが描かれ、2つのカラーコーディネーションが設定された。これにより、デミオのコーディネーションはベースモデルの4つと併せ、全部で6種類となる。
ちなみにこの特別仕様車は、4月からのデミオの販売台数9,983台の内、およそ11%を占める販売を記録するほど堅調な売れ行きとなっている。
果たして、その仕様とは?
ポップでビビッドなモダンアートの世界とデミオが持つスポーティなデザインを融合
『ミッド センチュリー』は、「13S L Package」および「XD Touring L Package」をベースとし、ポップでビビッドなモダンアートの世界とデミオが持つスポーティなデザインを融合させたユニセックスなインテリアデザインとなる。
デザイン感度の高いカスタマーをターゲットとした『ミッド センチュリー』。鮮やかなアートを感じるクルマと過ごすことで、オーナーに豊かな生活を提供したいと考えられたデザインは、印象的な赤いシートがポイント。メイン材には、しっかり素材が引き立つメッシュ素材が使用され、デザイナーが思わず走り書きをしたような、遊び心が表現されたエンボス加工が施されている。
さらに、インパネ周りにはハニカム調のシボがはいった樹脂が採用され、よりビビッドな世界感が引き立てられている。カラー&トリムグループ デザイナーの木村幸奈さんによると、「これまでのつるっとした樹脂ではなく、しっかり樹脂の鮮やかさというのを持ちながらも、新しい表情を出すということに挑戦しました。この白のボディカラーと合わせて、アートで鮮やかなクルマというのを提供したくデザインしています。」とのことだ。
ブラックとホワイトで引き締められた凛とした空間に、女性らしい柔らかさと艶っぽさをもったヌードカラーを合わせる
もう1つの特別仕様車『アーバン スタイリッシュ モード』は、「13S」および「XD」をベースに設定。
こちらは、自立した思考を持つ洗練された女性がターゲットとされ、ブラックとホワイトで引き締められた凛とした空間に、女性らしい柔らかさと艶っぽさをもったヌードカラーを合わせることで表現している。イメージソースは、海外モデルの私服スナップにあるようなピンクを使いながらも甘くないファッションだそうだ。
シートメイン材には、デニム素材をイメージしたファブリックが使用され、スキニーデニムを穿いて颯爽と我が道を行く、そんなイメージが込められている。
さらに、特徴的なボディカラー「スモーキーローズマイカ」も、デミオの為にデザインされたボディカラーとなっている。パワーストーンの「スモーキーローズクォーツ」という石が参考とされ、よくある“可愛い”や“愛らしいピンク”とは違ったイメージで造られている。
最後に木村さんは、「ターゲットに対して、それを持つことで生活が豊かに、鮮やかになっていくようなクルマというのを、どんどんこれからもデミオを通して世の中に出していきたいなと考えています。」とコメント。
そう、今回の特別仕様車は“第1弾”とアナウンスされた。今後も、第2弾、第3弾が控えているのは間違いない。
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