【CX-5とCX-8使い勝手比較】ファミリー層はどっちがいいのか!?最大の違いは荷室容量!

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マツダSUVは全5モデルを備える豊富なラインアップが魅力。それゆえに家族4人で乗るならどれがいいの? と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、2人の子供を後席に乗せることを考え、とくに悩みがちなCX-5とCX-8の後席シートアレンジやチャイルドシートの取り付け、荷室の容量などを比較。CX-5は荷室の容量が大きく、CX-8はチャイルドシートを備えた時に車内でお世話が完結するなど、それぞれのメリットをご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. CX-5はフル乗車でもゴルフバッグを4つ積めるほどの大容量なトランクルームを持つ
  2. CX-8はキャプテンシートならセンターウォークスルーが使える!
  3. CX-8は車中泊やキャンプにも適したシートアレンジが可能!
  4. 後席左右でチャイルドシートを使うならCX-8が断然オススメ! そのワケはセンターウォークスルーにあった
  5. 3列目シートの有無は5年、10年先のライフスタイルも考えて車種選択すべし!

CX-5はフル乗車でもゴルフバッグを4つ積めるほどの大容量なトランクルームを持つ

まずCX-5は全長4545mm、全幅1840mmのボディに2列シート5人乗りのSUV。パワートレーンは2.0リッターと2.5リッター、2.5リッターターボのガソリンと、2.2リッターのディーゼルターボが用意されていて、ディーゼルには6速ATに加えて6速MTも設定されています。

シートアレンジは後席が4:2:4分割でフレキシブルに前倒し可能。荷室は5人乗車時でもゴルフバッグ4個が積載できる大容量で、小物が入るサブトランクもあります。4人乗りなら、後席の中央だけを倒してスキー板などの長い物も積載できるのが便利。

CX-8はキャプテンシートならセンターウォークスルーが使える!

一方でCX-8は、全長が4900mmと長くなるものの、全幅はCX-5と同じく1840mmというボディサイズ。3列シートで、2列目にキャプテンシートを備えた6人乗りと、ベンチシートとなる7人乗りが用意されています。

パワートレーンは2.5リッターの自然吸気とターボ、2.2リッターのディーゼルターボを設定。すべて6速ATとなっています。

CX-8は6人乗りと7人乗りが設定されている

シートアレンジは6人乗りの2列目が左右個別に、7人乗りは6:4分割、3列目はどちらも5:5分割で前倒し可能。

6人乗りのキャプテンシートは、中央にコンソールボックスが装備される「Exclusive Mode」以外は、2列目と3列目が行き来できるセンターウォークスルーが使えます。子育て中はとくに、わざわざ外に降りることなく子供のお世話ができたり、荷物を取りに行けたりするので、雨の日や猛暑の日などにも助かる機能です。

フル乗車すると荷室はCX-5に劣るがサブトランクが便利!

荷室は3列目シート使用時だと、ほぼCX-5の半分程度の広さになり、ゴルフバッグは2個積載可能。日常の買い物程度の荷物とA型ベビーカーくらいは積めますが、フル乗車で人数分のスーツケースを積むような使い方は難しいスペースです。

ただ、深さと奥行きのあるサブトランクが備わるので、散らかりやすい物や普段使わないアウトドア用品などをストックしておくのに便利。そして3列シートを左右とも前倒しすると、CX-5に負けない容量の広いスペースが生まれます。

CX-8は車中泊やキャンプにも適したシートアレンジが可能!

CX-5との違いは、荷室幅は最大で380mmほどCX-8の方が広いのですが、荷室高は50mmほどCX-8の方が低いということ。なのでCX-8の方が長いものを横積みしやすく、そのためキャンプ愛好者にCX-8ユーザーが多いというのも納得です。

また、2列目シートまで前倒しすると、大人が足を伸ばして寝られるフラットなスペースが確保できるため、車中泊にも向いていると言えます。ただ、6人乗りを選択すると、2列目シートの真ん中に大きな隙間ができるので、クッションなどで埋める必要があります。そして中央にコンソールボックスが装備されるタイプは、フルフラットにはならないので要注意です。

後席左右でチャイルドシートを使うならCX-8が断然オススメ! そのワケはセンターウォークスルーにあった

ではここで、チャイルドシートを使用する場合の使い勝手を比較してみましょう。CX-5は、後席片側にチャイルドシートを装着するならいいですが、後席左右に装着すると子供のお世話をするスペースが取れないので、左右とも車外から行うことになります。

その点、CX-8は6人乗りでセンターウォークスルーが可能なタイプなら、左右席にチャイルドシートを装着しても通路が確保できるので、車内からのお世話も可能。3列目シートにもアクセスできます。ISOFIXは2列目のみに装備されていますので、3列目シートへのチャイルドシート装着はあまりオススメしませんが、小学生以上の子供が座るなら便利に使えると思います。

3列目シートの有無は5年、10年先のライフスタイルも考えて車種選択すべし!

あとは、自分たちのライフスタイルを考えてみて、3列目シートを使う機会があるかどうか。これも重要なポイントです。今現在だけでなく、5年後以降も想像してみましょう。

もし、年に2〜3回でも帰省などで祖父母を乗せる機会があったり、友人などと出かける機会があったり、ゆくゆくは子供が習い事や部活動をして送迎で大人数を乗せるかもしれない、というファミリーにはCX-8が向いていると言えます。

でも、そういう機会はおそらくなさそう、もしくは、あるとしてもその時はレンタカーでミニバンを借りるなどする、というならCX-5でいいのではないでしょうか。

こうした違いを踏まえて、皆さんのファミリーにはどちらがぴったりか、ぜひチェックしてみてくださいね。

【筆者:まるも亜希子】

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まるも 亜希子
筆者まるも 亜希子

大学卒業後、編集プロダクション株式会社エディトリアル・クリッパーに就職、自動車雑誌「ティーポ(Tipo )」の編集者として6年間勤務。2003年にフリーランスとして独立。現在は雑誌やウェブサイトの自動車関連記事に出演・寄稿している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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