発表直前!マツダ新型CX-5の全貌が明らかに!判明した詳細スペックからCX-5の実力を徹底解説(1/2)

発表直前!マツダ新型CX-5の全貌が明らかに!判明した詳細スペックからCX-5の実力を徹底解説
<マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:マシーングレープレミアムメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:マシーングレープレミアムメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:マシーングレープレミアムメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package(左)マシーングレープレミアムメタリック(右)ソウルレッドクリスタルメタリック> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> <マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]> 画像ギャラリーはこちら

初代CX-5の発売から風向きが変わったマツダ

マツダはもともと優れた技術を備えていながら、それを上手に活用して利益を高めることがあまり得意ではなかった。

しかし2012年に初代マツダCX-5を発売した時からは状況が変わった。

プラットフォームからエンジンまで、多岐にわたるメカニズムを新たに開発して「スカイアクティブ」と名付け、走行性能や乗り心地を飛躍的に向上させた。高性能と低燃費を両立させた新世代のクリーンディーゼルターボはその象徴だろう。

また「魂動デザイン」と名付けられたボディスタイルも新鮮でスポーティだ。メカニズムに優れた性能を外観にも表現することで、車両全体の魅力を高めた。

今日のマツダ車は以前に比べると車種数を絞っており、ミニバンのマツダ プレマシーとマツダ ビアンテに至っては2013年の中盤以降は改良をまったく施していない。

そのためにマツダ車全体の売れ行きは伸び悩むが、CX-5以降の商品力は着実に進化している。

いよいよ新型CX-5のスペックが明らかに!

<マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]><マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]>

そして2016年12月9日、2代目新型CX-5におけるスペックなどの全貌がいよいよ明らかになった。新型CX-5の登場によって、スカイアクティブと魂動デザインは新たな段階へと踏み込んでいく。当記事では、新型CX-5の全容について解説していきたい。

まず新型CX-5の外観については、いわゆるキープコンセプトだ。基本的なフォルムは先代のイメージを強く残している。その上で「成熟した骨格/品格のあるフォルム/仕立ての良い質感」をテーマにデザインを一新させた。

フロントマスクはグリルを先代よりも大きく見せて、ヘッドランプは大幅に薄型化した。グリルの中央から下側を縁取るメッキパーツは、ヘッドランプの下側まで回り込む。メッキされたウイング形状が先代よりも分りやすい。

フロントピラー(柱)は35mm後退させて、先代以上にボンネットを長く見せている。ボディを横方向から眺めると、先端部分からフロントピラー付近までの形状がコンパクトなマツダCX-3に似てきた。

ボディサイズは全長が4545mm、全幅は1840mm、全高は1690mmだ。先代型とほぼ同じで、全長は5mm増えて全幅は等しい。全高は15mm低くなった。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2700mmで変化はない。

寸法的には新旧の違いが分りにくいが、フロントマスクは相応に変わったので識別はしやすいだろう。最小回転半径は5.5mで変化はなく、狭い道や駐車場での取りまわし性は同等と考えて良い。

<マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]><マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]><マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]><新旧CX-5比較!(新型:ソウルレッドクリスタルメタリック/旧型:ソニックシルバーメタリック)><新旧CX-5比較!(新型:ソウルレッドクリスタルメタリック/旧型:ソニックシルバーメタリック)>

外装色は、新採用のソウルレッドクリスタルメタリックに注目

<マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]>

外装色には、ソウルレッドクリスタルメタリックを新たに採用した。

この新カラーは、マツダ車のイメージカラーになっているソウルレッドプレミアムメタリックを進化させた色彩で、従来以上に彩度の高い顔料を使用する。塗装の反射層には薄く小さな高輝度アルミフレークを配することで、光の当たり方による見栄えを向上させた。

日中に車両を眺めると、どのクルマでもボディの上側は日光を受けて明るく、ドアノブ付近を境にして下側は暗くなる。この色彩の違いがより美しく見えるように配慮した。

<インテリア/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]>
<インテリア・センタークラスター/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]><SKYACTIV-DRIVE 6速AT/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]>

インパネのデザインは、外観と同等かそれ以上に刷新された。

先代CX-5のインパネは、発売当初はエアコンの操作パネルなどが収まる中央付近を縦基調にしていたが、マイナーチェンジで全体を水平基調に変更している。

新型CX-5ではこの度合いがさらに強まった。エアコンの吹き出し口と助手席前側の装飾が直線的に並び、横方向の広がり感も強調した。インパネが薄くなったように見える。

また前席の中央に配置されたATレバーなどが収まるセンターコンソールは、少し持ち上げて装着されてシフトノブの位置は先代CX-5よりも60mm高い。エンジンの後方にトランスミッションを配置する後輪駆動車を連想させ、BMWに近づいた印象も受ける。

インテリアでは座り心地が改善、後席シートの着座位置も見直される

<フロントシート/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]><リアシート(センターアームレスト使用時/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]>

運転姿勢はマツダの考え方に沿って、ドライバー/ハンドル/ペダルの配置にこだわった。前輪駆動車でありながら、ペダルが前輪の収まるホイールハウスを避けて左側に寄るのを抑えている。

後輪駆動車のように、ドライバーが足を自然に前方へ伸ばして操作できるようにした。シートの座り心地も進化させ、背もたれにはサスペンションマットを採用。背中がしっかりとフィットするようにした。

座面には高減衰ウレタンが使われ、路面の状況を知らせる振動は伝えながら不快感は抑える配慮を行った。

後席は着座位置を10mm下げて、背もたれの角度、座面のウレタンなどを見直した。新型CX-5は先代に比べて全高が15mm下がり、同じ数値だけ室内高も減ったので、座り心地を最適化して頭上空間を保つ配慮でもあるだろう。足元空間など後席スペースの広さは先代CX-5と同等だ。

荷室もほぼ同じ容量だが、床下の収納設備は容量を先代型の10リッターから20リッターに拡大した。電動開閉式のリヤゲートも新たに採用している。細かな使い勝手を向上させた。

<メーターパネル/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]><マツダ コネクト(7インチWVGAセンターディスプレイ/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト><荷室のトノカバーはテールゲート一体型で使い勝手も良好/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD]><荷室(後席前倒・2名乗車時)/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD]><パワーリフトゲート/マツダ 新型 CX-5 XD L Package[4WD/ボディカラー:ソウルレッドクリスタルメタリック/インテリアカラー:ピュアホワイト(本革)]>
1 2 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

マツダ CX-5の最新自動車ニュース/記事

マツダのカタログ情報 マツダ CX-5のカタログ情報 マツダの中古車検索 マツダ CX-5の中古車検索 マツダの記事一覧 マツダ CX-5の記事一覧 マツダのニュース一覧 マツダ CX-5のニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる