リンカーン ナビゲーター ドライブ対談(1/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
アメ車好きなモータージャーナリスト、岡本氏とオートックワン編集長が熱く語る!
ご存知のとおりリンカーンは、キャデラックと並ぶアメリカの高級車ブランドで、フォード系の頂点として位置づけられている。
そして、1998年に初代ナビゲーターが登場。ナビゲーターは、フォード・エクスペディションをベースに高級SUVとして仕立てたモデル。発売されるや大ヒットモデルとなり、当時の好景気にも後押しされ、北米市場の大型SUVで4割超という驚異的な売れ行きを見せた。
また、リンカーン車がキャデラック車の販売を超えるという、かつてない躍進を後押しする原動力にもなった。
日本にも、並行輸入業者により多数の車両が日本に持ち込まれた。その後、2003年に2代目に移行し、2006年に3代目となったナビゲーターは、事情により、2008年5月よりフォードジャパンで扱われる正規輸入車となった。
全長約5.3m、全幅2m超という、ただでさえ大きなサイズをめいっぱい使ったスクエアなフォルムのボディを目の前にすると圧倒される。
3代目ナビゲーターの特徴は、ご覧のとおりのデザインだろう。メッキ多用のフロントマスクは非常に印象的だ。インテリアも、ほかのどのクルマにも似ていない、贅沢な雰囲気がある。
最新モデルでは、電動ガラスサンルーフとフロント&サイドビューカメラ、リアビューカメラ、パークアシスト、2列目シートヒーターなどが新たに標準装備された点も、このサイズのクルマともなればやはりありがたい。
ドライビングインプレッションをとやかくいうクルマではないことは重々承知しているが、印象としては、いたってゆったりとしたドライブフィールである。
最近では多くのSUVがスポーティな走りも意識して開発されているようだが、ナビゲーターはまったくそれとは対極。
しかし、それがイイのだ。SUVかくあるべし、である。さらに、走り味には意外にも現代的な部分が多い。たとえば、ラック&ピニオンのステアリングによる一体感や剛性感。さらには、よくストロークし、衝撃を吸収しつつ、タイヤを路面にしなやかに沿って動かし、安定した走行を維持する足まわりもそうだ。
5.4LV8エンジンも、これだけ排気量があれば、不満もあろうはずもないのだが、何人か人を乗せると3トンに及ぼうかという車体を、ものともせず引っぱってくれる。ゼロスタートはスルスルと滑らかだし、高速巡航での再加速でも不満はない。
実は、モータージャーナリスト岡本も、オートックワン柴田編集長も、大のアメ車好き。実際にかつて大柄なアメ車の所有歴があるというのも、業界内では珍しかったりして。
そんな我々にとって、やはりナビゲーターは気になる存在か?ということで、今回のドライブ対談は「リンカーン ナビゲーター」。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。