レクサス 新型LS、今回の公開はごく一部!ミラーレスなど先進技術の目玉は順次披露か(2/2)

レクサス 新型LS、今回の公開はごく一部!ミラーレスなど先進技術の目玉は順次披露か
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新型LSは全てにおいて競合他車以上に引き上げた

レクサス 新型LS(北米仕様)

二つ目が「パワートレイン」。今回のモデルは、LS500と呼ばれるが、エンジンは新開発となる3.5リッターV6ツインターボエンジン。最高出力421ps/最大トルク600Nmのパフォーマンスを備える。トランスミッションはすでに技術発表されているダイレクトシフト10速ATだ。

「今後のパワートレインを考えた時、いつまでも大排気量ではないな…と。社内で高速燃焼や高効率ターボの開発が進んでおり、V6と組み合わせることでV8並みの動力性能と圧倒的な燃費性能をアピールできると判断しての採用です(旭)」。

プラットフォームはLCにも採用される新開発のGA-L(グローバル・アーキテクチャ・ラグジュアリー)プラットフォームを採用。

「GA-Lは諸元や剛性などが卓越していますので、原理原則に従ってヒップポイントを下げる、エンジンを下げる、サスタワーを下げる、全高を下げるなど、低重心化にこだわりました。走りに関しては、歴代LSのDNAである静粛性や快適性もシッカリと継承した上で、ステアリングの正確性や応答性、ボディフラットなど、高級車にふさわしい乗り味に仕上がっており、競合他車以上に引き上げることができたと自負しています(旭)」。

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今回未公開の先進技術も数多く採用されている

レクサス 新型LS(北米仕様)

三つ目が最先端の「安全運転支援」。世界初となる自動操舵で衝突回避を支援するプリクラッシュセーフティを採用。具体的には歩行者が飛び出して来た際に、カメラとミリ波の情報に基づき、自動ブレーキで止まれないと判断すると回避スペースをみつけ自動的に操舵制御で回避を行うシステムだ。

また、今回は公開されていないが、他にも様々な先見的な先進技術が数多く採用されているようで、それらは追って発表されるようだ。

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今回はガソリン車のみのお披露目だが、巷で噂となっている他のパワートレインに関してはどうなのだろうか?「将来の商品計画に関してはお答えできませんが、しかるべきタイミングで発表したいと思っていますのでご期待ください(旭)」。

[Text:山本シンヤ]

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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