“可変ドリフトコントロール”搭載で素人でもドリフト可能に!マクラーレン720Sの価格は3338万円、最高速度は341km/h
- 筆者: オートックワン 編集部
マクラーレン・オートモーティブは、マクラーレン・ スーパーシリーズの新型モデル“マクラーレン 720S”を2017年3月7日にスイスで開催されているジュネーブモーターショーで世界初公開するとともに、日本国内においてもジュネーブでのワールドプレミアから僅か1日しか経っていない3月8日に、日本の報道陣向けに早くも実車を公開した。
ジュネーブMSのワールドプレミア後に720Sを発表するのは、世界でも日本が最も早いタイミングという。その理由について、マクラーレン・オートモーティブ アジア・パシフィック マネージング・ディレクターのジョージ・ビッグス氏は「日本のスーパーカー市場は非常に成熟されていて、スーパーカーが“何たるか”をよくご存じのお客様です。そのお客様へ私たちは、このクルマ(720S)がパーフェクトにフィットすると考えております。日本市場のマーケットは非常に重要なマーケットであります」と話す。
マクラーレンでは、同社で扱うクルマを“スポーツシリーズ”“スーパーシリーズ”“アルティメットシリーズ”と3つのシリーズに分類している。
今回発表となった720Sは、そのうちスーパーシリーズにおける新型モデルであり、2014年にクーペ・スパイダー・フォームの出で立ちで登場した650Sの後継となる。
720Sに搭載された注目の先進機能の一つが、進化した“マクラーレン・プロアクティブ・シャシー・コントロール(PCC)II システム”。
先代に搭載されていたシステムに比べてセンサー数が12増えており、たとえばそれぞれのホイール・ハブは路面からのインプットを読み取り、タイヤの接地面を測定することのできる加速度計も装備。加速度計の情報はシステムの中枢にある「オプティマル・コントローラー」アルゴリズムによってミリ秒単位で分析され、分析にもとづいてサスペンションの減衰力が直ちに最適化される。
さらに注目したいのが、アクティブ・ダイナミック・パネルへ新たに追加された“マクラーレン可変ドリフト・コントロール”。同機能は、中央のインフォテイメント画面に表示されている操作エリアを指でスワイプするだけで、電子安定性制御(ESC)のレベルを調整することができ、グラフィカルな画面からドリフトアングルを設定するだけで、ごく平均的なドライバーでも安全に楽しくドリフトすることが可能になるという。
マクラーレン 720Sの価格は3338万3000円、日本国内では7月よりデリバリーが開始される。
マクラーレン 720Sのテクニカルスペック
エンジン:M838TE
エンジン排気量:3,994cc
フォーマット:90° V8
テクノロジー:ツインターボ、ドライサンプ
最高出力:720PS(527kW)/7250rpm
最大トルク:600Nm(443 lb ft)/5000-6500rpm
トランスミッション:7 速 シームレス・シフト・デュアルクラッチギアボックス(SSG)
サスペンションタイプ:ダブルウィッシュボーン、アダプティブダンパー
乾燥重量(最軽量):1,322kg(1,283kg)
ボディ構造:Monocage II Chassis
最高速度:341km/h(212 mph)
0-100km/h加速:2.9秒
0-200km/h加速:7.8秒
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