ランドローバー ディスカバリー4 試乗レポート(1/2)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:小宮岩男
ランドローバー ディスカバリー4 試乗レポート
ランドローバーといえば、トヨタのランドクルーザーと双璧をなすヘビーデューティ・クロカンの代表だ。第二次大戦後、スチールの欠乏によってアルミでボディを作り、戦後復興の代名詞として4WDを作り始めたのがランドローバーのルーツ。
その直接の後継はディフェンダーだが、ランドローバーの機能を使いやすくしたのがディスカバリーだ。そのディスカバリーが、3から4に大幅なビッグマイナーを行った。
レンジローバー、レンジローバースポーツも大きな変更を受けて、それぞれのキャラクターが明快になった。最も立ち位置がはっきりしたのはディスカバリーをベースとしたレンジローバー スポーツだが、ここではそのベースとなったディスコ(愛称)を紹介しよう。
質感が向上した外観とラグジュアリーなインテリア
曲面を使ったデザインのSUVが増える中、ランドローバーはボクシーでホッとするデザインだ。クロカンはオフロードを走る本来の目的から離れて高速化していき、次第にオフロードから離れた機能を求められるようになった。
ただそれは見切りの悪さとなり、オフロードでは自車のサイズがわかりにくいという状態をもたらした。そんな中でランドローバーのクルマ達は、いくら高速化しようとも本来の姿を現代風にアレンジした姿でオフでも四隅を掴みやすく、さらに市街地や狭いところでもサイズのわりに見切りがよく、使いやすいLクラスSUVとなっている。
一見するとデザインの変更は少なそうだが、フロントグリルがメッシュになり、細部も丁寧な変更が加えられていて、質感が向上している。インテリアもディスコといえば質実剛健の気風をもっていたが、よりラグジュアリーな内装へ変更された。
質実剛健と言っても700万円近いディスコだから、これで価格に伴う質感を持ったといえるだろう。あまり知られていないがディスコはサイドに跳ね上げるタイプの3列シートを持っており、いざとなれば7人乗れることも大きな魅力だ。しかも狭苦しくない。
シートなどの表皮を初め、インテリアの質の向上は多人数のロングドライブでも気持ちの余裕をもたらしてくれるだろう。また、バックビューモニターを初めとしたカメラ類が充実したので、これまでフロントエンドに無粋に付けられていたクリアランスミラーが除去され、スッキリしたデザインになった。
これで、ドライバーの視界は更に向上したわけだ。
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