ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4 Roadster ミニ試乗レポート/今井優杏(1/2)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
泣く子も振り返ってさらに泣いちゃうかも!?
毎年恒例のJAIA輸入車イッキ乗りレポート、第四弾はイタリアの“暴れ牛”のオープンモデル、そう、ランボルギーニの『LP 700-4ロードスター』の登場だ!
今回も、その特異なフォルムから猛々しいオーラを放つ『LP 700-4ロードスター』をレポートしてくれるのは、前回に引き続きモータージャーナリストの今井優杏さんだ!
たとえサーキットであろうとアクセルを床まで踏み込む勇気は・・・
なんじゃこりゃ!となってしまう私は心の底から庶民なんだろう。今回自分的に未知の領域のクルマであるため、諸々失礼承知で正直に書き綴りたい。
アヴェンタドールである。
なかでも今回は泣く子も振り返ってさらに泣いちゃうかもしれない、目立ちまくりのオープンモデルLP 700-4ロードスターだ。
販売価格は実に4,300万円を超えるこのスーパーカー、そのスペックを書き連ねるだけでも「いやそれはないやろ」と一人突っ込みしてしまいそうな数値である。
V12の6.2リッターミッドシップエンジンは0-100km/h加速わずか3秒、700馬力の最高速度350km/h。最高速はサーキットでしか知り得ないだろう。そもそも、こんな馬力を持ったクルマのアクセルを床まで踏み込む勇気はアンパンマンだってそう簡単には持ち合せていないはずだ。勇気100倍でもリアル世界では出来ないことがある。
4,300万円のカメムシ
そんなエンジンを包む外装も、ご覧の通りのゴーイング・マイウェイ全開。独特すぎる世界観で展開されるボディラインの前では寡黙にならざるを得ない。マッチョなミュータント・タートルズかのごとくワシっと地面にしがみつく見た目の奇っ怪さは、もうそこにあるだけで異様なオーラを放っているのだが、その、上から目線にも似た威圧感は批判なんてしようものなら今にもトランスフォームして天罰加えられそうな気すらするのだ。あ、トランスフォームするのは他の国のクルマですか、失礼しました。
大体、このエンジンフードのデザインはカメムシだったとデザイナーが明かしているのだが、発想自体がナナメ上を行き過ぎていて、ちょっとごめん、ワタシよくわからない(混乱)、となってしまうのですが如何でしょうか。
や、だってカメムシですよ。あの昆虫とは今世においてどうやったって相容れないと信じていたのだが、ここにきてまさか4,300万円のカメムシに出会うとは、人生って悲しいものですね(by美空ひばり)。
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