死亡事故が起きてしまう事例も発生! クルマの運転時に注意すべき花粉症の対策3つ
- 筆者: 篠田 英里夏(MOTA編集部)
- カメラマン:MOTA編集部
首都圏では少しずつ気温が上がり、花粉が猛威を振るう時期が到来した。今回は花粉症の人が運転時に注意するべき点と、車内でできる花粉対策について紹介しよう。
花粉症を抑える薬の中には眠気の副作用があることも!
運転中に花粉症の症状が出ると、くしゃみや目のかゆみ、鼻水などで運転に集中できなくなってしまう。そのため、花粉症に苦しむ人の多くは薬に頼ることが多いだろう。
しかし、運転時の服薬には注意が必要だ。花粉症を抑える薬として流通している抗ヒスタミン薬は脳の判断が低下し、強い眠気、集中力や判断力の低下を起こさせてしまう恐れがある。
そのため、花粉症の治療をしている間は普段以上に注意して運転する必要があるのだ。
花粉症によって交通死亡事故が起きてしまった例もある
また、道交法に「過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない(第66条)」とある通り、薬を服用して睡魔に襲われる可能性が高い場合は運転を禁止している。
ほかにも、2017年には花粉症による前方不注意が原因で交通死亡事故が起きた例もある。アレルギー症状によって、くしゃみや目のかゆみなどで涙が出てしまい、視界不良になった経験がある人も多いだろう。花粉症による運転は思っている以上に危険な行為なのだ。
最近では抗ヒスタミン薬の中にも副作用が少ないものもあるため、かかりつけ医に相談して処方してもらうことも一つの手だ。
衣服についた花粉を取ることや内気循環を用いて車内から花粉を取り除くことが重要
また、車内に花粉を持ち込まなければ、薬を飲まずとも花粉症の症状が出ることなく快適な運転ができる。その方法についても紹介したい。
車内花粉対策を万全にするためには車内の花粉を取り除くことが大切だ。
まずは車内に花粉を持ち込まないために、乗車する前に花粉を払い落としてから乗り込もう。特に静電気を発生しやすいウール製品の衣服は花粉を吸着してしまうため、ウール製の素材を避ける、静電気防止スプレーを使用するなどの対策が求められる。
次に花粉を車内に入り込ませないため、窓を極力開けないようにしたい。また窓以外の花粉の侵入経路としてはエアコンが挙げられる。花粉の時期は内気循環を使用することはもちろん、花粉やアレルゲンを除去するフィルターがあればさらに効果的だ。
これまで取り上げた対策を行なっていたとしても、ドアの開閉時など花粉が車内に入るのを防ぐことはできない。そこで重要となるのは車内に入り込んだ花粉を速やかに排除することだ。
そのため粘着クリーナーやコンパクトなモップ、掃除機、ウエットシート、花粉除去スプレー、除電クロスなどが効果的だ。こうした手軽なアイテムを用いて花粉が付着しにくい環境を作りたい。
さらにクルマ専用のプラズマクラスターや空気清浄機などもある。こうした装備も積極的に用いていきたいところだ。
花粉症対策を万全にして快適なドライブを!
今回取り上げたアイテムを活用して、花粉症対策を万全に整えることで快適なドライブを楽しんで欲しい。
【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】
記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。
商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。 p>
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。