使っていないのはもったいない! 多くの新車に付いているのに活用している人が少ない便利装備3つ

画像ギャラリーはこちら

クルマの技術は日進月歩の勢いだ。最近では自動運転の研究も進んできているが、それには及ばなくてもさまざまな便利機能が開発され、新型車に導入されている。

今回は珍しくなくなった装備でありながら、実際にその機能を使用している人が少なそうな装備を3つ取り上げる。どういったものなのか、それぞれの機能の中身と使用シーンを紹介したい。

目次[開く][閉じる]
  1. AT車もMT車のように扱える便利装備! パドルシフト
  2. 運転時の疲労を格段に軽減するオートブレーキホールド
  3. 先行車に追従走行するため余計な操作は不要で便利!アダプティブクルーズコントロール

AT車もMT車のように扱える便利装備! パドルシフト

販売される新車の99%がAT(オートマチックトランスミッション)になりつつある日本のクルマ市場。それほどまでに増えているATだが、ハンドルから手を離すことなくシフト操作が可能となるパドルシフトが付いているものがある。

AT車は自動でギアが切り替わる仕組みであるため、ドライバーが操作しなくても適切なギアで走行できる。しかし、下り坂など道路状況によってはシフトダウンなどの操作が必要となるケースもある。パドルシフトであれば、ハンドルから手を離すことなく操作できるというわけだ。

エンジンブレーキはMT車では一般的だが、AT車ではフットブレーキに頼りきりであまり使うことがないという方も多いだろう。しかしフットブレーキに頼りすぎると当然ブレーキパッドの摩耗が早くなり、長い坂道などではブレーキの摩擦熱によって一時的にブレーキの効きが悪くなる「フェード現象」などが引き起こされることもあるため、危険な行為だ。

その点、パドルシフトを使えばAT車でもエンジンブレーキをうまく活用できる。今まで使っていなかった人もぜひ使ってみてほしい。

運転時の疲労を格段に軽減するオートブレーキホールド

電子制御パーキングブレーキのクルマの登場とともに、よく見かけるようになったのがオートブレーキホールドだ。作動させておくと、信号待ちなどで完全停止したあとにブレーキペダルから足を離してもそのまま停止保持を続ける。再発進したい時にはアクセルペダルを踏めばそのまま走り出せるという便利機能だ。

完全停止してしまった渋滞の列にいる時や駐車場で支払いをする際など、ブレーキを長く効かせたいというときに足が疲れないのが良い。あまり使ったことがないという人もいるかもしれないが、一度使ってみればその利便性がわかるだろう(停止が保持されている状態でもドライバーは安全に注意を払う必要あり)。

先行車に追従走行するため余計な操作は不要で便利!アダプティブクルーズコントロール

あらかじめドライバーが設定した車速内でクルマが自動的に加減速してくれるのがアダプティブクルーズコントロール(ACC)だ。

設定速度までは自動的に加速していき、先行車との適切な車間距離を維持しながら追従走行するため、余計なアクセル、ブレーキ操作が不要になるのが魅力。先行車に近づいた際にはシステムが先行車との距離や速度差を測定し、自動的に加減速を行う。

また、車間を空けていると前に割り込まれることもあるだろう。そうした時には割り込んできた車両を先行車と認識し、自動追従する。

ほかにも、渋滞追従機能がついていれば自動停止や低速での追従も行ってくれるため、もしこうした機能を付いているクルマを持っていれば、一度試してみてほしい。

積極的に使ってみてほしいものばかりだが過信は禁物だ

日々さまざまな研究がなされ、実車に導入されている便利機能。だが、システムを過信しすぎるのもよくない。あくまでも運転をサポートするものとして、うまく取り入れてみてほしい。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。

商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

篠田 英里夏(MOTA編集部)
筆者篠田 英里夏(MOTA編集部)

クルマ好きが高じて、大学卒業後は自動車専門紙の記者や自動車メディアの編集を経験し、現職に至る。MOTA編集部ではこれまでの知識を生かし、主に記事制作や取材、企画などを担当。最近ではeモータースポーツのレースにもたびたび参戦している。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる