トヨタの電気自動車「bZ4X」がいよいよ登場! 電気自動車の不安点は価格や航続距離以外にもあった!

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日本でも2050年までにカーボンニュートラルを目指すとしている中で、電気自動車(EV)の開発には各メーカーが力を入れている。日産 リーフをはじめ、ホンダ Honda eやマツダ MX-30、日産 アリア、トヨタ bZ4X、スバル ソルテラなど、国産車にもEVのラインアップが増えてきており、気になっている方も多いのではないだろうか。

今回はそんなEVのメリットデメリットを紹介していきたい。

目次[開く][閉じる]
  1. 補助金によって安く買えることや非常用電源が使えることが魅力!
  2. 充電時間の長さや航続距離の短さは難点
  3. 充電設備の有無やコストなどがポイントになる

補助金によって安く買えることや非常用電源が使えることが魅力!

まず挙げられるのは振動や音がガソリン車に比べて少ないことだ。EVはエンジンが搭載されず、バッテリーとモーターで走行するため走行音や振動が少ないこと、加速がスムースであることがメリット。

またガソリン代が高騰化している今、電気代だけで走行できることもメリットだろう。自宅に充電用コンセントを用意し、深夜料金などの料金プランを用いるなど工夫すればガソリン代よりコストが安くなる可能性もある。

さらに、万が一自然災害の被害にあった場合の非常時にもEVを非常電源として使用することができるため、もしもの時に安心だ。

ほかにも電気自動車を購入する際には国や自治体の補助金や減税が適用されるため、定価より安く購入することができる。

充電時間の長さや航続距離の短さは難点

では、デメリットには何があるのだろうか。

まずは充電時間が長いこと。ガソリン車の場合、給油は5分程度で満タンになるが、電気自動車は満充電をするのに数十分から数時間かかることもある。充電には普通充電と急速充電が用意される。

自宅や宿泊施設などに設置される普通充電では満充電までおおよそ5〜8時間程度、高速道路上のSAや道の駅、ガソリンスタンドなどに置かれる急速充電では約30〜40分で80%程度で充電が完了するまで待たなければならない。長距離移動する際には充電スタンドの場所を前もって確認すること、早めに充電するなど管理することが大切だ。

また、EVはガソリン車に比べると航続距離が短い傾向にある。近隣の買い物や送迎などの街乗りには適しているが、長距離運転をする人にとっては不安もあるだろう。しかし、最近ではトヨタ bZ4Xやスバル ソルテラでは約500km走行できると発表されており、徐々に改善されてきていると言えるだろう。

さらにEVのバッテリーも劣化や寿命が気になる人もいるだろう。最近ではバッテリー容量保証やバッテリーを維持するための技術なども進んでいる。例えば日産では30kWh駆動用バッテリーなら8年16万km保証、24kWh駆動用バッテリーなら5年10万km保証が用意される。今後は長期保有にも不安がなくなっていきそうだ。

充電設備の有無やコストなどがポイントになる

以上のようなメリット、デメリットはあるものの、選択肢も徐々に増えてきているEV。また不安点も解消されてきており、ガソリン車と同様、普通に選べるようになるのも時間の問題だろう。

また、充電設備も増えてきてはいるが、ガソリンスタンドに比べてそれほど見かけないと思っている人もいるはずだ。自宅周辺の設備などによっても利便性が大きく左右されるため、EVをどのようなシーンで使用するのかを考えて検討してみて欲しい。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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篠田 英里夏(MOTA編集部)
筆者篠田 英里夏(MOTA編集部)

クルマ好きが高じて、大学卒業後は自動車専門紙の記者や自動車メディアの編集を経験し、現職に至る。MOTA編集部ではこれまでの知識を生かし、主に記事制作や取材、企画などを担当。最近ではeモータースポーツのレースにもたびたび参戦している。記事一覧を見る

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