読みながら実践できる! 初めてのテールランプのバルブ交換【初心者】

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「愛車のテールランプを明るいものにしたい」「急な球切れや故障でテールランプを交換したい」という方も多いのではないでしょうか? 当記事ではそんなDIY初心者のために、テールランプのバルブ交換の方法を紹介していきます。

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  1. 車種によってバルブ自体へのアクセス方法は大きく異なる
  2. セダンやハッチバックなど車両タイプによってアクセス方法は異なる
  3. バルブの種類は大きく分けて2つ

車種によってバルブ自体へのアクセス方法は大きく異なる

前回はヘッドライトバルブの交換方法をお伝えしましたが、今回はテールランプのバルブ交換方法をお伝えしましょう。

ただ、一口にテールランプといっても、ひとつのランプユニットに尾灯(スモールランプ)、制動灯(ストップランプ)、後退灯(バックランプ)、方向指示器(ウインカー)といったさまざまな役割を果たすランプが集約されている車種もあれば、それぞれが別体のランプユニットに分かれている車種も存在します。

そのため、交換したいバルブがどの部分に備わっているのかを判断することが必要となりますが、なかなか一人でテールランプの点灯状態を確認するのは難しいため、家族や友人などにチェックしてもらうのがベストでしょう。

また、バルブ自体へのアクセス方法も車種によって大きく異なるため、自分の愛車はどういったタイプなのか見極めることも重要です。

セダンやハッチバックなど車両タイプによってアクセス方法は異なる

例えばセダンのような独立したトランクがある車種であれば、トランク内部からアクセスできる場合があります。その際は内張りを外さなければならないタイプから、バルブ交換用のフタが用意されていて、そこを開けるだけでアクセスできるタイプまでさまざま。

ハッチバックタイプの車両ではセダンのようにトランクスペースの内側からアクセスできる車種もあれば、一度テールランプユニットを取り外す必要がある車種もあります。また、軽ワンボックスのようにリアバンパーにテールランプが埋め込まれている車種なども、テールランプユニットの取外しが必要な場合もあります。

ランプの交換方法については各車両の取扱説明書(取説)に記載がありますので、必ず事前に目を通した上で行うようにしましょう。

ヘッドライトと同じく、純正でLEDランプを採用している車種では、そもそもバルブ交換自体ができない車種もありますから、バルブへのアクセス方法と合わせて事前にチェックしておきたいところです。

逆を言えば、バルブまでアクセスできてしまえば、交換はほぼ楽勝といっても過言ではありません。なぜならソケットがヘッドライトバルブのようにややこしい金具などで固定されているわけではなく、反時計回り(左回り)に回せば簡単に外れるスナップ式が採用されているからです。

バルブの種類は大きく分けて2つ

あとは切れたバルブを新しいものに交換するだけですが、こちらもバルブの規格が車種によって異なっていますので、事前に愛車に合った規格のバルブを用意しましょう。規格は各車両の取扱説明書に載っています。

多くの車種に採用されているのはS25と呼ばれるバルブの口金部分にピンがあり、それを回し入れることで固定しているタイプか、T10やT20と呼ばれるソケットに刺さっているタイプの2種類です。

前者であれば、ソケットと同じように軽く回してあげればロックが解除されて抜けますし、後者であれば、そのまま引っ張るだけで抜くことができます。

注意! 素手でバルブに触れるとバルブの寿命が短くなる可能性あり!

あとは外したのと逆の手順で装着すればバルブの交換は完了です。このとき気を付けたいのは装着するバルブを素手で触らないこと。素手でバルブに触れると指の皮脂がバルブに付着し、その影響でバルブが熱を持ちやすくなって寿命が短くなる可能性があるのです。

そのため、手や指を保護するという意味でも、作業用の手袋や軍手などを装着して作業に挑むとベスト。くれぐれも安全第一で作業をするようにしてくださいね。

[筆者:小鮒 康一]

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小鮒 康一
筆者小鮒 康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。記事一覧を見る

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