ホンダ 新型(5代目)ステップワゴン 新型車解説/渡辺陽一郎(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志・本田技研工業株式会社
5ナンバーミニバンの代表車種の一つ「ホンダ ステップワゴン」がフルモデルチェンジ
日本のメーカーが「このジャンルだけは、海外メーカーに絶対負けません!」と言い切れるのが、5ナンバーサイズを基本にした背の高いミニバンだろう。
海外にもミニバンはあるが、大半がボディの大きな3ナンバー車。その点、日本には運転のしやすいサイズで、車内の広い空間効率の優れたミニバンが多い。最近は燃費も向上してきた。
比較的スッキリとした外観となった新型ステップワゴン
まずはボディのスタイルとサイズだが、従来型と同様、標準ボディとスパーダを用意する。
ボディサイズは、標準ボディの全長が4,690mmで全幅は1,695mm。スパーダは4,735mm/1,695mmになる。スパーダの全幅は5ナンバー規格に収まるが、全長が4,700mmを超えることで3ナンバー車になった。全高は前輪駆動の2WDが1,840mmだ。
スパーダにはエアロパーツが備わり、バンパーやグリル、アルミホイールなどが専用のデザインになる。外観は基本的には背の高いミニバンとあって先代型を踏襲するが、各部の形状はかなり違う。
先代型はミニバンにありがちなパターンで、メッキグリルの主張が強かったが、新型は比較的スッキリと仕上げた。メッキは使われるが、先代型、あるいはライバル車のトヨタ「ヴォクシー」&「ノア」「エスクァイア」日産「セレナ」に比べると表現の仕方が控え目だ。
その一方でフロントマスクには張りを持たせ、外観をワイドな印象に見せている。ボディサイドも同様で、従来以上に陰影を強めた。
そして後部は左右非対称のデザイン。リアフェンダー/リアウインドウ/リアゲートの部分は、左右で形状が異なる。これが新型ステップワゴンの特徴だ。
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