THE NEXTALK ～次の世界へ～ 本田技研工業 グローバルテレマティクス部 サービス開発室 主任 野川忠文 インタビュー(1/5)
- 筆者： 御堀 直嗣
- カメラマン：佐藤靖彦
『正しくあるかないかが大事』
カーナビゲーションは、ホンダが世界で初めて民生用として実用化した。
いまから30年以上前の1981年、Honda アコードのインストルメントパネル上に設置された、「エレクトロ・ジャイロケータ」がそれである。そしてホンダは、1998年に、カーナビゲーションとインターネットを融合した、インターナビを実用化する。
さらに2003年から、「フローティングカーシステム」を導入し、これを活かした「通行実績情報マップ」が、震災時の交通確保に大きく役立つことになった。
世界初の機能を連発するインターナビ開発の最先端に立つ、野川忠文に、情報通信技術の今とその未来を聞く。
野川忠文プロフィール
1975年：9月25日新潟県生まれ
2004年：本田技研工業へ転職 インターナビ推進室（現インターナビ事業室）配属
2007年：主要道路リアルタイム地図更新サービス開発に従事
2008年：インターナビ・ルート開発に従事
2010年：専用通信機器＋通信費無料のリンクアップフリー開発に従事
2011年：新会員組織向けインターナビ・リンクのアプリケーション開発に従事 東日本大震災時、通行実績情報マップの公開に従事
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1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る
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