ホンダ N BOX+(プラス) 新型車解説(1/2)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:茂呂幸正
車中泊にアウトドアに、バイクや自転車も積めちゃう!
ホンダの新型軽自動車「Nシリーズ」の第二弾として、「N BOX+(プラス)」が2012年7月5日に発売された。
先に発売している「N BOX」をベースに、ラゲッジにフレキシブルな使い勝手を実現する大きな室内空間を設けたモデルで、アウトドアやレジャーでかさばる荷物を積むのはもちろん、車中泊をしたりバイクや自転車まで積み込めたりと、実に様々な使い方が可能となっている。
NBOX+(プラス)の開発コンセプトは、「いろいろつめる」「のびのびとまれる」「らくらくのせられる」がテーマ。クルマの使い勝手を拡大することで、自由なカーライフを楽しめるモデルへと仕上げられている。
そもそも、ベースのN BOXはセンタータンクレイアウトとミニマムエンジンルームによって、広い室内空間を持つクルマに仕上げられている。このN BOXの持つ素性の良さをベースに、N BOX+(プラス)では後席を前方に移動させることで、大きなラゲッジスペースが作られた。
後席を前方に移動させたといっても足元空間はフィット並にあり、頭上空間もフィットよりはるかに広いから居住空間は余裕といって良いだろう。
5つもの使いやすい「ラゲッジアレンジ」
居住性と積載性を両立させたN BOX+(プラス)では、3枚のボードを組み合わせた「マルチボード」によって後部の空間を自在にアレンジできるのが大きな特徴。
荷室の床面を低くしたり高くしたり、後席の背もたれを倒してフラットにしたり、ボードを収納して斜めの床面を持つスロープモードにしたり、さらには前席も倒してベッドモードにするなどの使い方が可能だ。
折り畳み機能が備えられたリアシートは、一般的には収納を重視すると座り心地が悪くなりがちなのだが、NBOX+(プラス)では座り心地と利便性とを両立させるように工夫が凝らされている。さらに、リアシートを畳んだときに邪魔になるヘッドレストも、ラゲッジのサイドに収納場所が設けられた。
マルチボードを「下段モード」にすると1,140mmの荷室高ができ、「上段モード」にすると上下二分割の使いやすいラゲッジスペースとなる。
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