日本版コンシューマレポート-ホンダ フィットハイブリッド ユーザー試乗レビュー-(3/6)

日本版コンシューマレポート-ホンダ フィットハイブリッド ユーザー試乗レビュー-
フィットEVコンセプト ホンダ CR-Z 画像ギャラリーはこちら

フィットハイブリッドのユーザー評価・レビュー/インテリア

基本的には、「フィット」と「フィットハイブリッド」はメーター表示の一部を除き、インテリアで大きな違いはない。そのため、本連載のデータで両車のインテリア評価に大きな差は生じていない。

ただ、本連載の集計データでは読み取れないことがある。

それが、荷室スペースだ。

「フィットハイブリッド」は「フィット」に比べて、荷室の床面が20mm高い。

肉眼ではほぼ分からない程度だ。だが、容積をみると「フィットハイブリッド」341リッター、対する「フィット」は384リッターと13%ほど狭い。さらに床下容積では、「フットハイブリッド」3リッターに対して「フィット」は38リッターもある。

こうした2車の容積差は、二次電池と制御システムが原因だ。ハイブリッド車として宿命とも言えるこのユニット、車両サイズが小さくなればなるほど、その置き場に苦労する。ユニット全体は「インサイト」と同様のシステムであり、置き場も荷室下と同じ。

だが、空冷用のインテークダクト(吸気口)のレイアウトが「インサイト」は後席の裏、「フィットハイブリッド」では荷室側面の上にある。

「ハイブリッド・コンパクトカー」の実現のため、ホンダが熟慮した結果だ。筆者は実車を数日使用し、何度も荷物積み下ろしをしたが、「フィット」と「フィットハイブリッド」の差を明確に感じたことは一度もなかった。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

検索ワード

桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ホンダ フィットハイブリッドの最新自動車ニュース/記事

ホンダのカタログ情報 ホンダ フィットハイブリッドのカタログ情報 ホンダの中古車検索 ホンダ フィットハイブリッドの中古車検索 ホンダの記事一覧 ホンダ フィットハイブリッドの記事一覧 ホンダのニュース一覧 ホンダ フィットハイブリッドのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる